改元詐欺とは?被害に遭わないために手口と対策を知っておきましょう!

いよいよ改元まで2か月に迫った今、改元を口実とした不審な電話がかかってきたり自宅まで不審な封筒が届いたりと金銭を騙し取ろうとする「改元詐欺」が流行の兆しを見せています。

次々に新たな手法で詐欺グループはあなたに襲い掛かってきます。

改元詐欺の手口をしっかりと把握して万が一そのような事態が発生しても落ち着いて行動できるようにしておきましょう。

改元詐欺はよりリアルな手口で仕掛けて来る!真面目な高齢者ほど騙されてしまうというその手口とは?

今でも振り込め詐欺が横行していますが、防犯対策が周知されてきたためか簡単に高齢者も騙されなくなっています。

そこで詐欺グループが目をつけたのが年号が変わる「改元」というものなのです。悪い事をする時には本当に頭のキレが良いんですね。もっと他に生かせれば良いと思うのですが…

元号が変わると特別感がありますよね。改元詐欺はその特別という意識を利用した巧妙な手口なんです。

その手口についてご紹介したいと思います。

手口①保険会社と銀行の職員を名乗り電話をかけキャッシュカードを騙し取る

保険会社の職員を名乗り高齢者の自宅に電話をします。

「 高額医療の還付金があります。振込の手続きをしますので銀行名を教えて下さい。」

そうなると取引先の銀行を教えないと還付金が受け取れないので銀行名を教えてしまいますよね。

その後、間髪を入れずに今度は金融機関の職員を名乗る人間からも電話がかかってきます。

「 口座番号と暗証番号を教えてください。 年号が変わるのでキャッシュカードが使えなくなります。 職員が取りに行くので古いカードを渡してください。」

などともっともらしい事を言い、自宅に職員を装った犯人が訪ねてくるのです。

改元されるとキャッシュカード使えなくなってしまいそうに思ってしまうかもしれませんが、そんな事は一切ありません。

キャッシュカードが使えないと困りますし、還付金も入るから今のうちに更新したいと思い渡してしまうわけなんですね。

この一連の動作がすごく早いんですよ。全てが間髪を入れずに行われるわけです。

円滑に行われて詐欺などと考える暇を与えないというのも騙しやすくする手段の一つです。

玄関先にそれなりのスーツを着て、名札をぶら下げた人が立っていたら更に騙されやすくなるのではないでしょうか。

あれよあれよという内にキャッシュカードと暗証番号が詐欺グループに奪われてしまうわけなんですね。

銀行員が自宅まで来て暗証番号を聞く事は絶対にありえません。

手口②封書で自宅にキャッシュカード変更申し込み書が送られてくる

自宅に封筒である通知が届きます。「改元による銀行法改正」という通知がキャッシュカード変更申込書とともに送られてくるのです。

そんな通知見てしまったら「元号が変わるから、手続きが必要なのかな。」という感覚で簡単に記入してしまうでしょう、

その変更申込書に必要事項を記入して古くなったカードとともに送り返してくださいというものですね。

必要事項蘭にはなぜか暗証番号を記入する箇所があり、そこに記入して返送すると詐欺グループは難なくキャッシュカードと暗証番号を手に入れることができるのです。

一般社団法人全国銀行協会と記載されているから騙されやすくなる

その通知には一般社団法人全国銀行協会という実在する団体の名前が書かれていますが騙されてはいけません。

一般社団法人全国銀行協会の主な事業は


全銀協は、わが国における銀行の健全な発展を図り、経済の成長と国民生活の繁栄に寄与することを目的として、次のような事業を行っています。
1.金融経済および銀行経営についての調査研究
2.銀行業務および銀行事務の改善に関する調査企画
3.各種決済制度に関する運営企画
4.手形交換制度の整備改善
5.相談業務に関する企画
6.個人信用情報に係る業務の運営企画
7.銀行の社会的機能等に関する広報 等

一般社団法人全国銀行協会HPより引用

と全国の銀行を会員として活動している組織です。

そのホームページを見たら注意喚起文章がありました⇩

銀行協会職員などになりすまし、現金をだまし取ったり、口座番号や暗証番号などを聞き出したうえ、キャッシュカードをだまし取って預金を不正に引き出す事件にご注意ください。最終更新日:令和元年5月17日 銀行協会職員が、電話や訪問、郵便物により、...

実在する組織を用いてまで巧妙に仕組んできますから、注意が必要です。

勝手に名前を使われた組織にとっては迷惑甚だしいものですね。

ひょっとしたらあるかもしれないというところを上手く突いてきてますよね。 高齢者の場合はどうしても封筒を開けてしまうっていうことがありますよね。
真面目な方ほどしっかり読んで出してしまうという方が多いかもしれません。

改元詐欺の対策法とは?疑うことが大事です!

騙されないためには知っておくことが非常に大切です。

何事も一息ついて落ち着いてください。焦ると詐欺グループの思うツボになってしまいます。

特に疑った方がよいものとして

  • 送金やキャッシュカードの受け渡しを急がせてくる
  • 返送期限付き
  • 暗証番号を尋ねてくる

普通は「おや、何だかおかしいな。」と思うのですが、急かされていると怪しいと思いつつもやってしまう可能性が高くなります。

電話や封書があった場合は第三者に必ず相談してください!

警視庁が騙されないために出している合言葉があります。

うまい話を信用しない

そうだんする

つられて返事をしない

きっぱり断る

これらを頭の片隅にでも置いておいてください。

一人暮らしの高齢者が増えているので周りが注意してあげるしかないようですね。電話は早めに切って誰かに相談するというのは非常に大事です。第三者から見れば明らかにおかしいことはたくさんあると思います。

もし相談する人がいない人は電話番号188(いやや)に相談してください 消費者ホットラインで相談に乗ってくれます。

さいごに

改元詐欺は元号が変わるということを利用した悪質な詐欺行為です。いつでも誰でも被害に遭う可能性があります。

怪しい電話や封筒が来たら、とにかく落ち着いてください。

そして周りに相談してください。

ちなみに騙し取られたお金は戻ってくるのかというと、戻ってきません。
キャッシュカードの暗証番号を他人に渡すのは重大な過失にあたるので本人に重大な過失がある場合カード被害にあっても補償されないということなんです。

確かに騙された人は無理矢理というわけではなく騙されているからといえ自ら犯人に教えてあげているわけですからね。

大切なお金を失わないように改元詐欺から身を守りましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする