近年よく使われるワンオペとは?どういう意味?

近年ワンオペという言葉をよく耳にします。

ワンオペとはワンマン・オペレーションの略の和製英語で会社などで到底一人ではこなせないような業務を1人の従業員・担当者にすべて行わせている状態のことを指します。

ブラックな会社のイメージが思い浮かぶ言葉なのですが、普段はどのように使われていているのでしょうか?

最近では必ずしも【ワンオペ=悪い】ではなく、無理なく一人で営業している際にも使われていますね。

ワンオペが使われるようになった背景と最近の使用例

2014年に大手牛丼チェーン店の大半でスタッフ一人での深夜の労働体系が敷かれていたことが発覚しました。

確かに以前、真夜中に牛丼店に食べにいった時に「一人でやってるんだろうな。大変だな。」という思いをしたことを記憶しています。

9時間にわたり休憩もとれないまま一人で勤務に就いていた人もいたといいます。

そういえば私も昔、田舎のコンビニで深夜バイトは基本ワンオペだった記憶があります。

今考えれば「ああ、知らないうちにワンオペやってたんだ。」という感じになります。

当時ワンオペをやりながらも、若かったせいか、何も感じなかった自分が不思議ですね。

話を戻すとこのようなブラック企業の「一人で全ての業務をこなす過酷な状況」が社会問題になりました。

この問題からワンオペという言葉が盛んに使われるようになって流行語大賞にノミネートされるまでになったのでした。

ワンオペは最近も使われている

当初はブラック企業での使われ方がほとんどでしたが、最近では育児や家事の場面でも使われているようです。

育児ワンオペや家事ワンオペというように本来であれば夫婦が協力しながら行うことをどちらか一人でほぼ全てこなす事をそう呼びます。

SNSでも盛んに使われている

Twitterより引用

忙しいのと人手がたりない事への怒りがにじみ出ていますね。早くワンオペ状態が解消されるのを願うばかりです。

Twitterより引用

確かに店内製造過程のあるコンビニでのワンオペは地獄ですね。しかも昼間なんてとても考えられません。

Twitterより引用

ワンオペで頑張っている店員さんには本当に頭が下がります。早くどうにか改善されることを願うばかりです。

まとめ

ワンオペには様々な種類があるが、一人だけに過度な負担を強いるのは避けなければなりません。

企業は何らかの対策をし、家庭では一度話し合いの機会を設けてみてはいかがでしょうか。

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