【ノドグロ】ほとんどが県外産なのに金沢名物になった理由とは?

石川県金沢市の名物といえばまず出てくるのがノドグロを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は金沢市で出回っているノドグロのほとんどが県外産という事実を知っていますか?

ノドグロは石川県内の魚をメインとして置いている飲食店にない店は存在しないとまで言われている石川県ではメジャーな魚です。

確かに「白身の王様」と言われているだけあり、あの脂の乗りとその優しい甘みはさすがノドグロといえるでしょう。

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観光客に大人気!絶品ノドグロの多くはどこでとれるの?なぜ金沢で取り扱い量が多いの?

金沢市は観光都市で全国各地からたくさんの人が訪れ大変賑わっています。

その観光客が海鮮料理店に入ったら多くの人がノドグロに関連したメニューを選ぶそうです。その人気は凄まじいもので海鮮丼でも値段が高くなってもノドグロの切り身入りが大人気です!

ノドグロ料理店の前では昼食時に長蛇の列ができることも珍しくありません。

それだけ多くの人を虜にする金沢のノドグロですが実は金沢で流通しているノドグロはほとんどが県外産なんです。

夏場は能登沖の地物が比較的多くなりますがそのほかの時期は地物はごくわずかだそうです。

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近江町市場に行っても目立つのは県外産のプレートばかり...ノドグロはどこから持ってくるの?

実はノドグロは北は東北、南は九州、太平洋側でも取れるんです。ですからそれほど珍しい魚ではないのです。

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http://osakanatowm.blog.jp/archives/12429357.html

実際はほとんどがノドグロの大産地ともいえる長崎県、山口県、島根県などから運ばれてくるのです。

韓国産もかなりの割合いで取り扱われています。韓国も島根県近くの日本海で漁をするわけですから当然たくさんとれるのです。

そんなに人気なのになぜわざわざ金沢まで運ばれて来るのでしょうか?

それにはフグと同じような理由が隠されていました。

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金沢にノドグロが集まる理由は?

金沢にノドグロが集まる理由はズバリ大消費地だからです。需要がすごくあるわけですから値段はもちろん高騰します。出荷する方からすれば高値で取引された方が良いわけですから自然の流れですよね。

金沢に集まるノドグロはもはや金沢ブランドといえるでしょう。金沢市中央卸売市場のノドグロ取り扱い量はあの築地市場の何十倍にもなっているそうです。

これはフグと同じで上物のフグは全国各地から下関に集まります。下関もフグの漁獲量は決してトップではありませんがフグの本場になっています。これもやはり下関ブランドで高値で取り引きされるために起こっていることです。

どんなものでも同じような現象は見られると思います。

それが良いか悪いかは別として金沢に行けば全国トップレベルのノドグロを食べることができるのは間違いないでしょう。より美味しいノドグロに出会うならば、ぜひ金沢にいってください。

さいごに

ノドグロ人気はまだまだ続いており、金沢市のどの店においても、いかに美味しいノドグロをお客さんに提供できるかでその評価が決まるようなものですから躍起になっていることでしょう。

中にはノドグロと言ってクロムツを提供する店もあるようですから注意が必要ですね。あながち嘘ではないですが皆さんの認識ではあくまでもノドグロ=アカムツですから、そんな事されたら腑に落ちないのは当然です。

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ノドグロは本当に美味しいですから、食べたくなることは当然です。今はインターネットでも良い物が簡単に手に入りますので、それらを利用するのもアリではないでしょうか。

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