まさに驚きと困惑しかありません。
突然、住宅街に現れた野生のワカケホンセイインコ約1000羽。
1000羽ってありえないでしょ。一匹、二匹じゃあるまいし、そもそもインコってこんなに群れで行動するのですね。
もはやインコが多すぎて数えることさえ難しい状況です。
インコってたくさんいると、とんでもなくうるさいのです。
大きな鳴き声が静かな住宅街に響き渡る様はまさに騒音問題といえましょう。
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そもそもワカケホンセイインコはなぜ増えたのか?どのような被害が出るの?
神奈川県川崎市にある商店街にはインコの鳴き声が響き渡っています。公園にある3本の木に複数のインコが群れを成して止まっているのです。
緑色の体に赤いくちばし。 これはワカケホンセイインコと呼ばれる外来種なのです。
外来種って本当に繁殖力が強いですよね。インコに限らず日本各地で在来種が駆逐され外来種が幅を利かせています。嘆かわしいことですね。
インコが群れをなすほど多く増殖してしまったのはなぜ?
大量のインコなぜ突然現れたのか疑問が生じてきますよね。
その原因と考えられるのは飼い主の元を離れたペット。逃げ出したり飼い主が故意に逃がしたりしたワカケホンセイインコが野生化し繁殖した可能性が高いということです。
どんなペットでもそうですが、生態系を崩す恐れがあるので自分の判断で適当に逃がしては絶対にいけません。
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日没前になると想像を絶する数のインコが木に戻ってくる...インコがもたらす被害とは?
日没前になるとその数は非常に増します。その木を塒(ねぐら)にしているのでしょう。
大きな鳴き声とともにせわしなく木と木と間を移動しています。
最近さらに増えて色々な所にいます。
やはり一番の被害は大きな鳴き声と言えます。
大量のインコは最近になって突然現れたそうでその鳴き声の大きさに、もはや恐怖でしかありません。
さらにもうひとつの被害がインコの糞が落下することです。 木の下は糞のせいでかなり汚れています。もし人が通ったらかなりの確率で当たってしまうのではないでしょうか。
しかも衛生面を気にしてしまいますよね。
近所の住民近くの幼稚園は子供がインコに近づかないように注意を促しているそうです。
さらにさらに農業被害も出るんです。
周辺の住宅地の庭にビワの木がなっていて2週間ほど前にビワの木が熟していて収穫しようと思った矢先にインコが来て一気に食べられたそうです。
インドなどの海外では農業被害も発生していてワカケホンセイインコは害鳥として定められています。
さいごに
静かな住宅街を悩ませるワカケホンセイインコ。
通常のセキセイインコよりも一回り大きいのです。
ワカケホンセイインコはしっぽが長いのが特徴です。寿命は30年くらいだと言われています。ここに現れたのは各地を移動しているためです。
東京・神奈川・埼玉の各地を移動しているのです。
大変な迷惑なものですからこれ以上増えないようにペットとして飼っていても決して外に逃がしてはいけません。
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