各種スポーツの大会で新型コロナ対策が進む中、最近バブル方式という言葉を耳にするようになりました。
バブル方式?
泡?
そう、その泡のように開催地を取り囲んで行うということなのです。
囲まれることによって選手やコーチ・関係者は隔離されますから外部の人達と接触を遮断することができるため新型コロナに外部で新型コロナに感染したり、外部に新型コロナウイルスを広めることを防ぐことができる画期的な感染拡大防止の方法なのです。
バブル方式についてもっと詳しく
バブル方式はコロナ禍においてスポーツの大会を安全に開催するために生まれた方法なのでしょう。
本来であれば海外からせっかく来てくれれば観光などもついでに楽しんでもらいたいのですが、コロナ禍の今はどうしてもそうはいきません。
バブル方式ではとても厳しい移動制限・行動制限があります
開催地を囲んで遮断したいのですから、選手や関係者を自由に出入りさせては全く意味がありません。
そこで選手や関係者にはホテルと練習会場・会場以外には原則移動できないというような厳しい移動制限・行動制限が設けられます。
バブル方式ではとても厳しい検査体制があります
バブル方式では選手や関係者を外部から遮断するだけではなく入国前前後のPCR検査、もちろん大会期間中にも定期的に検査を行うことも含まれています。
新型コロナは一回目の検査では陰性だったけど、二回目では陽性だったとの話をたびたび耳にするので検査は頻繁に行うことは大切ですね。
多くの行動制限や検査で選手や関係者が多くのストレスを抱えるといった問題点も
選手や関係者もみならず誰もが自由が制限されるということに多大なるストレスを生じてしまいます。
そこでバブル内を外とできるだけ同じようにしてストレスを少しでも軽減できる環境を整備するということが重要ですね。
しかしいくら環境が整備されていてもあくまでも「外ではない」ので長期間滞在するとストレスを感じてしまうでしょう。
これらをいかにして解消していくのかが今後の課題になるのではないでしょうか。
さいごに
東京五輪でもこのバブル方式が採用されるようですが、選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるような環境づくりが大切です。このようなコロナ禍で五輪を強行開催するわけですから何不自由ない環境づくりをすることも開催国の責務といえるでしょう。
バブル崩壊しないように安心安全な大会が開催できることを祈るばかりです。