ネット上ではアベノマスク追加配布8,000万枚について批判の声が殺到しています。
配布当初から異物や虫が混入していたりして問題になったアベノマスク。
いつまで経っても届かないアベノマスク。
届いたけどすでにマスク不足は解消された後だったアベノマスク。
小さすぎて全く予防として役に立たないアベノマスク。
某都議選候補の選挙ポスターのネタにされたアベノマスク。
もはやお役御免になったアベノマスク。
皆さんアベノマスク使っていますか?
「全然使わずに人にあげちゃった。」「寄附しちゃった。」「家の片隅で未開封のまま放置」などと使われていない場合が多いのではないでしょうか。
結局使い続けているのはアベノマスクを配布した張本人のみ。
一番感染してはいけない人があのマスクをつけ続けるようでは日本の未来が危ぶまれますね。
閣僚全員揃ってつけ続けてくれるのであればもう少し説得力があるのではないでしょうか。
そんな政権の失策とも思えるアベノマスク配布ですが何とさらに8000万枚を配る予定だということが分かりました。
実は以前からすでに決まっていた!アベノマスク8000万枚配布を誰も止める人はいないのか?
すでに世帯ごとの配布はほぼ完了しアベノマスク配布はすでに終了したと思いきや、さらに8000万枚配布する計画だというのです。
「あそこまで批判されてまだやるのか?」と思う方も多いはず。
実はこの配布計画はアベノマスクを最初に配布した段階からすでに決定していたものです。
ですから今になってわざわざ追加したということではありません。
当初、政府が新型コロナウイルス防止策として始めたものです。
このマスクの恩恵を授かった人がはたして何人いることやら。
介護施設や保育所の職員などに一人当たり7枚ほどが行き渡るように配り続ける計画だということです。
4月中旬までに既におよそ2,000万枚が配布済み、そして6月下旬までにおよそ4,000万枚が配布済みと言うことですね。
そして今回のこの8,000万枚ということですが、今さらもらっても微妙ですよね。
厚労省は「必ずしもまだ十分マスクが行き渡ってると言い切れない状況の中で布マスクを配ることで需要を抑制できる効果は充分認められる。」としています。
今となってはドラッグストアでも山のように積み上げられているマスク。
すでに十分行き渡っているのではないかと思いますが。
日々変わっていく状況に追いついていないのでは?
今年の3月頃は新型コロナウイルスの感染が各地で広がって深刻なマスク不足になったことは記憶に新しいと思います。
転売が問題になったり、マスクを買い占めている人がいたりと非常に混乱しましたね。
マスクがなくて困った人も多くいたのではないでしょうか?
そんな時だったら小さくて機能性が悪いマスクでも無いよりはマシだということで重宝されたかもしれませんがマスクが出回り始めてからはアベノマスクは見向きもされなくなりました。
たしかに医療現場ではまったく太刀打ちできませんし、介護の現場でもほとんど役に立たちません。
日々変わっていく状況にもう少し柔軟に対応してくれると助かりますが。
これでは災害に例えると大雨が降って洪水が発生し、水がひいた後に土嚢を積み上げるといったものと変わりません。
現場の声にもう少し耳を傾けニーズに合ったものを届けた方が良いと思いますが。
国としては一度決定したものを覆すということをやりたくないのでしょう。
一度考え直してみて引き返してもよいかと思います。
さいごに
正直、アベノマスクが2枚セットでもらえるのなら不織布でできたマスクを同じ値段分もらった方がありがたいですね。
アベノマスクが明らかに足を引っ張っていることは明白です。
本当に必要なものを提供してくれるとありがたいです。