27日に可決!健康増進法改正案よりも厳しい受動喫煙防止条例とは?

受動喫煙問題が世間を騒がせていますが、2020年東京五輪・パラリンピックが行われる東京都では国が審議中の健康増進法よりもさらに厳しい受動喫煙防止条例案が可決されました。

日本は先進国の中では喫煙率が非常に高く、オリンピックでたくさんの外国人を招き入れるにあたり更なる条例を設けるにいたったのです。

飲食店によっては死活問題になるかもしれない受動喫煙防止条例。

健康のためには非常に良い事だと考えますが、賛否両論あるようです。

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受動喫煙防止条例とは?あなたはどっち?賛成派?反対派?

受動喫煙防止条例とはその名のとおり受動喫煙を防ぐ条例ですが、国会で審議中の健康増進法があるのになぜ?と思います。

やはりオリンピックがある以上、世界に向けて東京は喫煙都市だということを発信されては困るわけです。

ですから生易しい決まり事だけではいけないという事で条例が制定されることになったのでしょう。

ちなみにこの東京都の受動喫煙防止条例は東京五輪・パラリンピックが始まる直前の4月から全面的に施行されるようです。

国会で審議中の健康増進法改正案では客席面積が100平方メートル以下で個人などが営む既存の飲食店を喫煙可能としています。

これに対し東京都の受動喫煙防止条例は店の規模にかかわらず従業員を雇っている飲食店は原則全面禁煙。飲食のできない喫煙専用室を設置を認めるという大変厳しいものとなっています。

なんと都内の飲食店の84%が規制対象になります。

ほとんどじゃないですか。

さらに国会で審議中の健康増進改正案では幼稚園や保育所、小中高校で屋外に喫煙場所を設けることを認めているがもちろん受動喫煙防止条例ではこれもダメ。

駐車場の車の中だったら良いのでしょうか?気になるところです。

病院や大学、官公庁は敷地内禁煙で屋外への喫煙場所設置は可能だそうです。

もちろん科料もあります!では今流行りの加熱式たばこはどうなの?

改善命令に従わない施設管理者や禁煙場所で喫煙を続けた違反者には5万円以下の過料を払わなければいけないそうです。

いや~もし高いタバコ代になるかもしれませんね。

最近加熱式たばこがかなりの勢いで増えてきましたよね。加熱式たばこについては「受動喫煙による影響が未解明」などとして罰則はないそうです。

といっても我が物顔で吸われても困りますけどね。

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あなたはこの受動喫煙防止条例についてどう思いますか?賛成派?反対派?

賛否両論あると思いますが、たばこを吸わない方にとっては非常にありがたい法案なわけで反対する人はいないでしょう。

反対に喫煙者はほとんどが反対なのではないでしょうか?酒を飲むとたばこを吸いたくなるのは確かにどうしようもない事ですが、それが自宅以外ではできなくなってしまうわけです。

それに加え、飲食店の経営者はかなり頭を悩ませる事になるでしょう。

飲食店の84%が対象ですから、かなりの問題になるでしょうね。

絶対反対と思われる病院ですが、意外にそうでもないようです。

一部の医療機関では「がんで余命がわずかな患者さんにくらい好きなタバコを吸わせてあげたい。」との理由から喫煙所を設置したいとの要望もあるようですね。

さいごに

たばこは害しかないのも事実ですが、飲食店によってはそれがないと売り上げが激減するということも出てくるでしょう。

どうにか上手く喫煙者と非喫煙者が共存するにはどうしたらよいのでしょうか?

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