2020年に向けて三次喫煙の防止の取り組みが加速化します!

厚生労働省で最後に唯一残ったタバコの自販機が撤去されました。

あれだけ禁煙を推し進めていた省庁にまだ自販機があったなんて逆に驚きでしたが。

ちなみに5月31日は世界禁煙デーでした。

知っていましたか?

今流行の「禁煙」を押し進める日です。

2020年のオリンピック開催までに「受動喫煙のない社会を目指してタバコの煙から子どもたちを救おう」ということを国を挙げてやっていこうとしています。

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もっとも重要なのは吸わない人が被害を受けないようにすること、受動喫煙をいかに防ぐかが課題なのです

重要なのが受動喫煙の防止です。

【一次喫煙とは?】

一次喫煙とは吸ってる本人です。

タバコの煙を直接フィルターを通して吸い込むことがこれに当たります。

これは本人の意思で吸っているわけですから本人の責任です。

【二次喫煙とは?】

タバコの副流煙を吸い込むことを二次喫煙と言います。

近くの人がタバコを吸っているせいで、その煙を意図せずに吸い込んでしまうこと。

タバコを吸わない人にとっても深刻な被害が及びます。

【三次喫煙とは?】

まず喫煙者がタバコを吸う事で煙が発生します。

その煙が室内や壁、ベッドまたはカーテン、服などに付着したタバコの煙の粒子を吸い込むことを三次喫煙といいます。

目に見えないだけあって怖いですね。

知らず知らずのうちに健康被害に遭う可能性があります。

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自宅では三次喫煙は防げるかもしれないけど...外出先ではどうするの?

旅行やビジネスで宿泊する際に泊まるのがホテルだと思いますが、寝るだけあって滞在時間が長いため前の宿泊客の喫煙による三次喫煙の健康被害が心配されます。

実は既にこの対策に取り組んでいるホテルがあります。

通常のホテルでは禁煙の部屋と喫煙可の部屋が分かれていると思いますが、なんと全室禁煙にしてしまったということです。

これまで喫煙可能だった部屋は隅々までクリーニングしてタバコの残留成分を除去したそうです。

確かに自分が喫煙者だったとしても泊まる部屋に他の方が吸ったタバコの臭いが残っているのがやっぱり嫌だという方が多くいます。

ビジネスホテルのターゲットは主にビジネスマンでしたが全室禁煙にする事で小さなお子様がいるファミリー層とか外国人のお客様に選んでいただけるということで採算は十分に合うと試算されています。

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さいごに

健康意識が高まる現代社会において三次喫煙の防止は当然の流れと言います。

残念ながら我が国日本国は受動喫煙の意識が先進国では最低レベルとされています。

2020年までにどうにかしないと世界的に恥をかく可能性があります。

ビジネスホテル側からすると一番恐れているのは禁煙にすると売り上げが落ちるのではないかということです。

ですが大半の調査でほとんど影響がないと言われています。

そのうちタバコを吸う人は激減するでしょうから。

タバコの匂いはすごく残りやすいんでこれくらい徹底したホテルがあってもいいかもしれませんね。

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