虹といえば思い浮かべるのは7色の鮮やかな空の架け橋ですよね。
雨あがりなどに何気なく空を眺めていると
「あ、虹だ!」
といってスマートフォンを空に向ける姿が見受けられますが、今回ご紹介するのはそのような一般的な7色の虹ではありません。
なんと白単色の「虹」。
その名も「白虹(しろにじ)」。
そのままやんけ!
と言わずにどのような時にこれが見られるかをご紹介しますので、ご覧ください。
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長野で白虹出現!あまり見ることがない白虹どういう時に見られるの?
長野県で白虹が見られたのは今日6月7日の朝のことです。
空にかかる真っ白な一本の架け橋「白虹」。
初めてみたら何かの前兆かと思って怖くなってきますが。
そう、これは前兆なのです。
今朝、長野県白馬村で「白い虹」の報告がありました!
これは、『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象で、朝に見られると霧が解消して晴れるサインとされています。https://t.co/7Xj0EWS4QK pic.twitter.com/t5GTUsJwS6— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年6月6日
Twitterから引用
え?何の前兆かって?
それは何と...
「晴れ」
の前兆なのです。
ビックリしました?
はい、当然なにも不吉な事は起こりません。
期待を裏切って申し訳ないですが、何も起こらないにこした事はありませんから。
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「白虹(しろにじ)」何で虹が白く見えるの?その秘密は水の粒の大きさにあった!
通常の7色の虹は太陽の光が雨粒のような水分に反射することで、分光してその光に当たり方によって様々な色にわかれます。
雨上がりなどに多く見られるのは空に雨などの水分がある状態だからです。
庭などで草木に水をやっている時にホースの先にノズルをシャワーにした時、太陽光に当たり方によって虹を作り出すことができます。
一方で白虹の場合は霧に太陽光が反射するのですが、通常の雨よりも水分の粒子が細かいことで光が分かれる事が無いため白く見え、白虹出現となるわけです。
さいごに
なかなか霧がでることがない地域の方にとっては貴重なものではないでしょうか。
でも普通の7色の虹の方が見た目も鮮やかで良いですよ。
虹が白一色なんて何だかつまらないですもんね。
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