
運転中に気絶するなんて想像しただけでも怖いですが...
しかも高速道路で運転中であればどうなってしまうのでしょう。
もし目の前の車が大きく蛇行して中央分離帯に接触しながら走っていたら貴方ならどうしますか?
事故が起こった現場は韓国の仁川市郊外の高速道路です。
雨の中、右側通行の高速道路順調に走らせている映像が気絶した人のドライブレコーダーに記録されています。
その時に異変が起こりました!
運転手が突然うめき声をあげながら意識を失ったのです。
もちろん車は制御不能に陥ります。
車の左側を中央分離帯にぶつけながら高速道路を走り続ける車。
運転手が気絶したままおよそ1.5Kmを暴走しました。
考えてみると怖いですね、目の前に走っている車がガリガリ中央分離帯に接触しながら走っていたら。
韓国のメディアによりますと暴走車が車線からはみ出した場合は大事故の恐れもあります。
何せ反対車線に行って逆走する形になり、しかも意識がない状態ですから。
そんな緊急事態の中、機転を利かせた男性が暴走車を止めようと決死の行動。
この勇気ある男性は何をしたのでしょうか?
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暴走車を止めるために男性が行ったことは?韓国内の評価は?そのような事態になったらどうしたらよいのか?
その男性がとった行動とは暴走車を止めるために自分の車を犠牲にしたのです。
ただの通りすがりのドライバーがその車の前に回り込み自分の車にわざと追突させて進路を防ぎ停車させたのです。
私は恐くてこんなの真似できません。
暴走を止めたのだ現場を目撃した人によると暴走車の後輪が空回り状態で進まない状態になったといっています。
愛車を傷つけてまで暴走車を止めたのは仕事のため偶然通りかかったという男性です。
持病や過労により疲れた状態で運転していたと韓国のメディアは報じています。
やはり疲れた状態が続くと思わぬトラブルが発生するものです。
日本でもひと昔前にバス事故が相次いで発生したこともあり今では規則も厳しくなっています。
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その救出した男性は車線変更した時に運転手が意識を失い車内で倒れているのを発見して咄嗟に前に回り込んで進路を塞ぎあえて追突させたのです。
異変に気づいた後続のドライバー達が次々と高速道路上に車を停め、小走りでその停車している車に集まりました。
窓をドンドン叩いても全然反応しない気を失っているドライバーに対して、近くにいたトラックドライバーからハンマーを借りて無事に救出成功しました。
完全に気を失った状態だったそうです。
気絶した運転手は病院で治療を受け現在の回復中だということです。
本当に助かって良かったですね。
Twitter上では称賛の声が多数上がっています!
素晴らしい行動と勇気に韓国国内では盛り上がっているようです。
「素晴らしい勇気に感謝!」
「こんな緊急事態に咄嗟の行動ができるなんてすばらしい。」
「我が国にこのような人がいて誇らしい。」
「言葉で言うのは簡単だけど高速道路でああいう行動をとるのは難しい。」
「高速道路でもっと大きな事故になるところだったのに何人もの命が助かった。」
救助した男性はドライバーを助けなくてはという思いしかありませんでしたと語っています。
大事故を防ぐため勇気のある行動を取ったのです。
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もしこのような事態に遭遇した場合はどうすればいいの?
日本でなった場合は高速道路の車線上に停車するのは非常に危険です。
並走してクラクションの後で注意に異変を知らせてください。
そして警察または道路緊急ダイヤル♯9910に連絡してください。
とりあえず公的なところに連絡するのが大切ですね。
車を停車させて大きな事故になってしまった場合は危険運転致死傷罪が設立する可能性があります。
人助けをしようとして、それ以上の大事故につながる場合もあるのです。
あくまでも連絡は大事です。
さいごに
事故の操作を行っていた警察は意識を失った運転手の車両が進み続けているという状況で当該の車両を止めるためにわざと事故を起こしたケースが一般的な交通事故とは違うとして捜査を取りやめました。
警察は感謝状を送る方針だということです。
壊れた愛車のメーカーヒュンダイ自動車はこの男性の行動に対して壊れた車の代わりにしてほしいということで200万円相当の車を送ると決定したそうです。
良かったですね、人助けをしても車が壊れたままでは困りますから。
暴走を止めようとしたこの行動についてドライバーの判断は本当に正しかったのかはわかりませんが、人を助けるという素晴らしい行動には称賛を送るべきですね。
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