みなさんお馴染みの野菜「ピーマン」ですが、独特の苦みがあり、料理の味にアクセントをもたらせてくれます。ピーマンは元々熱帯アメリカ原産で7月の終わり頃から10月くらいまで収穫できる野菜です。ピーマンって実はナス科なんです。ナスとピーマンは全然違うように感じますが祖先は同じなのでしょう。そのピーマンですが家庭のプランターなどでも簡単に作ることができるんです!
上手くいけば一株に20個以上の収穫も期待できるプランターでのピーマンの作り方を御紹介!
ピーマンを植えるのに適している時期としては6月中旬から7月末頃までといえます。(苗からの場合)
まず植えるにはプランターを買わなければなりません。
プランタ―の選び方
深さ30㎝以上のものがよいかと思います。大型のプランターでは2株、小型のプランターでは1株になります。
鉢底ネットを底に敷きます。鉢底石を敷き詰めたら培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器の上端より1.5㎝から2㎝ほど下まで入れましょう。
これは水を入れるスペースを確保するためです。
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次に苗を買いましょう!
良い苗の選び方
- 茎が太くて真っ直ぐ
- 節間が短い物
- 葉が大きく緑色が濃い物
これが重要な3つのポイントです。これに反して茎が細く曲がっていたりするものを選ぶと病気を持っていて上手く育たない可能性があります。
大型のプランター一つに二株を植えましょう!
株と株をあまり接近させることなく30㎝ほどの間隔を空けます。ピーマンは思いのほか長く成長しますので茎が倒れてしまわないように支柱を立てます。でも茎の近くに差すと根に差さる可能性がありますのである程度(10㎝くらいでしょうか。)離して差すとよいでしょう。そして茎と支柱をひもで結びます。結ぶのは一カ所でよいです。
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植えたら水をたっぷりと与えます。(プランターの底から水が出てくるくらいが目安です)
あとは成長を待つだけです。
でもピーマンは乾燥に弱いため、表面の土が乾いてきたら水やりをするのをお忘れなく!
これもプランターの底から水が出てくるくらいが目安となります。
美味しいピーマンに育てるコツ
- 一番花が咲き始めたら二週間に一回は化成肥料を足してあげましょう。ピーマンが栄養不足にならないようにするためです。だいたい一回、5~6グラムでよいと思います。
- ピーマンは放置すると葉の量が多くなってきて風通しが悪くなるためある程度の剪定が必要です。風通しが悪いと病気が発生して枯れることもあります。病気になってしまうと連鎖しますのでご注意を!
- 植えてから一ヶ月ほどたってから一番花の下のわき芽二本を残して、それより下のわき芽は全部切りましょう。養分が分散すると実が小さくなってしまう原因となります。
- 最初の実はすぐにとりましょう。まだ株本体がしっかりしていないので実にばかり養分が行くと株の発育が上手くいかず、収穫量が減ってしまいます。最初のうちは収穫のペースは早めにして時の経過とともに収穫のペースを遅らせることにより長い間楽しむことができます。
まとめ
ピーマンはカロテンやビタミンAが豊富に含まれており、様々な料理に大活躍する野菜です。ピーマン嫌いなお子様も自分で愛情もって育てればきっと食べてくれることでしょう。だいたい開花から15日から20日で収穫できますので毎日成長を見届けながらこまめに世話してください。手をかける程たくさんの実が実りますよ。