上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』に盗作疑惑浮上!原作者ブチ切れ!

今、一世を風靡している映画といえば誰もが思い浮かべるのは『カメラを止めるな!』だと思います。

社会現象ともいえる映画にまで成りつつあると思いますがこのように人気が出てくると必ずといってもよいほど出てくるのは盗作疑惑。

正直、見る方からすれば面白ければどうでもよい話でありますが当事者同士ではそうもいかないようですね。

原作者からすれば自分の作品が許可なく使われて、それが大ヒットしていくなんて相当胸糞悪いのは理解できますが...ここまで『カメラを止めるな!』が有名になった以上、静観できなくなったのでしょう。

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映画『カメラを止めるな!』は劇団「PEACE」を主宰していた和田亮一氏の演出した舞台『GHOST IN THE BOX!』に激似!

映画の評判はSNSやメディアを通して誰もが知っていると思いますが、まさか上田監督と原作者の間にこのような問題が発生していたとは誰も知らなかったと思います。あれだけ話題性に富み、しかも見た誰もが面白いと絶賛する映画である事は間違いありません。制作費も300万円台と激安で作られており、すごいとは思いますがそれが盗作だったら上田監督が評価されるのはおかしいですよね。

和田亮一氏がこの盗作に気付いたのは劇団「PEACE」の後輩からの一言だったといいます。

「先輩の作品が原作ですよ。知らなかったんですか?」

それまで和田氏は評判が良い映画の一つくらいにしか思ってなかったようですが、その後輩からその一言を聞いた時は相当驚いたのではないでしょうか。巷で大ヒットしている『カメラを止めるな!』がまさか自分が演出した『GHOST IN THE BOX!』を元に作られているなんて聞いたわけですから。

しかし『カメラを止めるな!』の勢いってすごいと思いませんか?6月23日にわずか2館でしか公開されていなかったものが今や190館を突破しているんです。それだけ見た人の満足度は高く思わず人に言いたくなるような素晴らしい作品ですよね。

芸能人などがメディアで紹介したりして、上田慎一郎監督の構成力に圧倒された方も多くいらっしゃるでしょう。しかし本当に上田監督が全て考えていたらの話ですが。

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和田氏は構成は自分の舞台と全く一緒だと主張!和田氏が感じた『カメラを止めるな!』と『GHOST IN THE BOX!』の類似点とは?

和田氏ではなくても誰が見ても似てると思う点はたくさんあるようです。

<『カメラを止めるな!』と『GHOST IN THE BOX!』の類似点>

  • 前半は劇中劇、後半は舞台裏を見せる事
  • トラブルを出演者がアドリブで乗り越える事
  • 廃墟が舞台
  • 廃墟でかつて人体実験が行われていたという設定
  • セリフが同じ所がある

『GHOST IN THE BOX!』の舞台は好評だったようで再演するほどの人気ぶりだったようですが、舞台を観たことがある人は『カメラを止めるな!』を観て「どこかで見たことがある気がする...」とか思う人は出てこなかったのか不思議ですが、原作者が見れば一発でわかる事は間違いないと思います。ただ後輩から言われるまで『カメラを止めるな!』を観ていなかっただけで実際観れば最初の内からこのような盗作疑惑が持ち上がったことは間違いないでしょう。

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そもそもなぜこのような問題が発生してしまったのか?

これは上田監督が当時の「PEACE」の劇団員に『GHOST IN THE BOX!』の映画化を企画したそうですがそれは結局は上手くいかなかったようです。

その劇団員は特に何の権限も持たないような一般劇団員にですよ、その時点でおかしい気がしますよね。

その後上田監督が長編映画の製作を持ちかけられた際に原作者に話を持ち掛ければ良いものの、なぜかその元劇団員に『GHOST』の映画版をやりたいと伝えたそうですが、だれがどう見てもそれは許諾されているようには思えません。

そんな一般の劇団員に伝えた事で許諾を得たなんていい加減そのものですよね。上田監督は「あくまでもオリジナルストーリー」と主張しているようですが、共通部分が多すぎて許諾を得ていないのであれば盗作したと言われてもおかしくはありませんよね。

クレジットにはもちろん原作の表記・劇団名・和田氏の表記はない

許諾をしっかり取ればこのようなトラブルにもならずに、原作者の怒りにも触れずに気持ちよく人気監督の仲間入りとなるはずなのですが。上田監督自身も『GHOST IN THE BOX!』の舞台を何度か観に行っているようで和田氏の存在を知らないという事はないでしょう。なぜ原作とあまりにも酷似しているにもかかわらずに許諾を取らずに制作しようとしたのでしょうか。普通であれば許諾をしっかりと取ったうえで原作の表記・原作者や劇団名・作品名をクレジットに入れるのは当然だと思いますが。しかも最初に公開された際に劇団の関係者には一切連絡が無かったようですね。貴方が監督だったらどうしますか?元となった所に連絡位するのが筋ってもんでしょう。上田監督はあくまで完全オリジナルということを貫き通したかったのでしょうか。あそこまで共通点が多いとオリジナルというのは少々苦しいですよ。

さいごに

この問題を見ている限りでは原作者の和田氏が怒ることは当然だと感じます。自分が苦労して作り上げたものが他人にあたかも自分のオリジナルというようにして世に出すわけですから。

おそらく今後詳しいことがもっと明らかになってくるでしょうから、展開に注目ですね!

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