実は国産鰻よりも中国産の方が値段が高いという事実
国産・中国産・台湾産で値段はどれくらい違うのでしょうか?
国産にうなぎは流通の段階では約5500円、台湾産は約5200円、中国産はなんと約6000円なんです!
中国産うなぎは実は値段が高いんです。
これは驚きですね、国産の方が確実に高いと思い込んでいましたから。
日本ではうなぎの稚魚であるシラスウナギの不漁の影響で値段が高騰していましたがそれは中国でも同じなんです。
ニホンウナギの稚魚はどの国でも貴重なんですね。
国産ももちろん美味しい!中国産・台湾産と見分けがつきますか?
まず活うなぎの見た目では日本産と台湾産の見分けはほとんどつきません。しかし中国産はあれっ?
なんだか青みがかっていますね。
触ってみると柔らかさが違うんです、柔らかいのです。
もしかして違う品種?
いいえ同じニホンウナギ(ジャポニカ種)なんです。
ではなぜこのような違いが表れるのでしょうか?
同じニホンウナギなのになぜ中国産は違うの?
中国産のニホンウナギはストレスが少ない広々とした湖で養殖されていることがこの違いの大きな要因となっているようです。
しかも鰻はストレスが少ない方が身が柔らかいんです。
日本ではビニールハウスの中に設置した小さめの池で養殖するのが主流ですから身の柔らかさに関しては中国産の方が上かもしれませんね。