辛い物を食べ過ぎると痔になるの?ヒリヒリするのが原因なのか?

辛い食べ物好きという方も多いはず。よく辛い物ブームが発生するのですが辛い物を食べ過ぎると痔になってしまうという事を聞いたことがありませんか?確かに辛い物を食べ過ぎると次の日位にトイレで出口付近が熱くなってヒリヒリとする・お腹が痛くなるという経験をされた方も多いはずです。でも辛い物って魅力的ですよね。お尻が痛くなると思ってもついつい食べたくなってしまうものです。しかしどうでしょう?もし辛い物を多く食べ過ぎると痔になるという情報がもたらされた場合は少し躊躇してしまうのではないでしょうか?ここで問題になってくるのは「辛い物を食べた場合本当に痔を誘発してしまうのか?」という点ですよね。

辛い物食べ過ぎて痔になるなら辛い食べ物が多い韓国は国民全員そうなのか?

お隣韓国では唐辛子などの香辛料を使用した料理がよく食べられています。日本でいうと漬物がわりにキムチを食べる位ですから普段から辛い物を摂取しているわけです。

キムチをはじめ、タッパルやチュクミポックム、プルタッなど激辛旨料理がたくさんあります。

「そんなに食べるのだったら痔になってしまうんじゃないの?」

と思ってしまいますが、そんな事はもちろんありません。

辛い物を多く食べる=痔になる

というのは真っ赤なウソなのです。

やはり辛い物が肛門付近を刺激するせいでそのように思ってしまうのかもしれませんね。辛すぎると辛さ成分がどうしても分解できずに粘膜に刺激を与えてしまうのです。

日本でも辛い物好きは本当に多い!安心してください辛い物を食べて痔になるのはウソですから!

日本でも最近カレー店やラーメン店で辛さを2倍やら3倍、さらには10倍などととんでもない辛さの商品が提供されています。

それで痔になってしまうならばお役所がそんな物を許可するはずがありません。

それどころか辛い物への欲求はとどまることを知らず、どんどんエスカレートしているのです。

中には常に自分用の香辛料を持ち歩いている人だっているのです。

私の知り合いもとんでもないものを持っていて少し味見させてもらったのですが、辛いというかむしろ痛いとしか感じませんでした。それでも慣れてしまうものなんですね。

激辛スパイスを試したいという方はどうぞ⇩


あまりに辛いと頭がトリップすることもあるので注意が必要です。あまりにも辛いと頭がボーっとなってしまうんですよね。すごく辛い物好きは「それがいいんだよ。」なんて言っていますが。

私がトリップ感を味わったのはこれ⇩


最初は「ただのカレーでしょ」なんて思いつつガツガツ食べていたら、口の中に痛みが走り、一瞬意識が遠のいた感じがしました。

それからはスプーンが進まずボーッとする意識の中、胃が踊るという状態を初めて感じたのでした。

もし辛い物が得意で誰にも負けないという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに知り合いはあまりの胃痛のため救急搬送された方もいるので注意してくださいね。

おそらく胃があまりの辛さのために驚いて胃痙攣の様な症状が出てしまったのでしょう。箱にも「決して一人で食べないでください。」との注意書きがありました。納得です。

痔は粘膜が刺激されただけでは起こりません

痔にも種類がいくつかあり、固い便が肛門を傷つけてしまう「切れ痔」や肛門付近の静脈がうっ血して起こる「いぼ痔」、肛門の中にある窪みに細菌が入って化膿して穴を開けてしまう「あな痔」などがありますが、辛い物の刺激を受けてなるというものはありません。しかしながら切れ痔のような状態で辛い物の刺激をもろに受けてしまった場合は想像を絶する苦痛があるかもしれませんね。

直腸も肛門も粘膜が舌と同様に辛い物の刺激を痛みとしてとらえてしまうこともあるために「痔になってしまった」と勘違いする人がいたから、このような噂が生まれたのかもしれません。

さいごに

これで辛い物を食べても痔には直接関係しないということが分かっていただけたかなと思います。今まで「辛い物を食べ過ぎると痔になる」と思っていた方もこれで思う存分辛い物を楽しむことができますね。

おすすめの記事