全国各地のローカル線はとても経営状態が良好とは言えない路線が多々あります。公共交通機関ですから地方に住まわれている方にとってはなくてはならない存在であるわけですが、JRも一応民営ですから、あまりにも赤字が膨らみ続ける路線は廃止するしかないのかもしれません。

その中で最近話題になっているのがJR四国です。

JR四国全線の平成13~17年度の平均収益が248億3800万円で営業費は357億7700万円でした。

ということは109億4千万円の赤字となっておりとても厳しい状態にあるといえます。普通の会社で毎年100億円以上の赤字を出し続けていたらヤバいですよね。

何せ本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線を除く全ての路線が赤字となっているのですから営業を続ければ続けるほど、どんどん赤字が膨らむという負の連鎖状態になっているのです。

牟岐~海部間が100円利益を得るために1000円以上のコストがかかるというJR四国最強の超赤字区間になっています

牟岐(むぎ)駅がある場所はその駅名どお徳島県の牟岐町です。牟岐町の中心的な駅のはずなのですが何せ牟岐町自体の人口が少ないので(およそ5000人以下)当然列車を利用する人も少ないのです。

牟岐町も栄えていたころは10000人程が住んでいたということですから、約半数にまで人口が落ち込んだ過疎地域なのかもしれませんね。

田舎では移動の主力は車ではありません!あくまでも車なのです!

この田舎では特有の車社会なのでしょうね。

車がなければどこにも行けないような状態でどこに行くにも車、まさにドアTOドアだとすると列車を利用する人は車に乗れなくなった高齢者あたりがメインとなるでしょう。

何となく想像できますよね。2両編成位のローカル線に乗客が一人、二人座っているという状況が。

そのような営業で儲かるはずがありません。

営業係数が余裕の1000越えとは...

営業係数とは100円を稼ぐ時にかかる経費を表したものですが、JR四国全体では144です。100円を稼ぐのに144円もかかっているのですから44円ずつマイナスになっているわけです。

でも、牟岐~海部間の数字を見ればそんなもの可愛く見えてきます。

なんと牟岐~海部間は1658!!

100円の切符を買ったお客さんを移動させるのに1658円もかかっているわけですから赤字は当然膨らんでいきます。

さいごに

地方のローカル線はおそらく鉄道各社で頭を悩ませていることでしょう。しかしながらその鉄道が無くなる事によって生活に支障をきたす人々も現実にいるわけです。双方ともに上手くいくようになればよいですね。

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