10月31日ハロウィン当日。
日本中でハロウィンイベントで盛り上がる中、東京渋谷ではまたまた大混乱が発生しました。先週末にも多くの仮装した人々が渋谷スクランブル交差点を中心に集まり、トラックを横転させる等の騒ぎを起こして5人の逮捕者を出したのです。
これが日本なのか。。。#渋谷#ハロウィン#トラック#平成最後のハロウィン pic.twitter.com/awoYzC7sxx
— Jin (@fND5EDV9cq9tbJi) 2018年10月28日
Twitterより引用
そのような暴徒化する人もいる危険な渋谷スクランブル交差点をなぜ目指すのでしょうか?
渋谷スクランブル交差点はなぜそこまで人気を誇っているのでしょうか?
交差点で何かイベントが行われているわけではありません。
渋谷スクランブル交差点には隠された人を惹き付ける理由があるのです!
スポンサーリンク
警察も警戒態勢強化!暴徒化する人々...ハロウィンの被害多数、ゴミが溢れかえるカオスな街「渋谷」
10月31日ハロウィン本番、午後7時頃には警察による規制が入りました。もうその時間には道路は多くの人で溢れかえっています。毎年恒例となりつつある渋谷スクランブル交差点付近でのハロウィンお祭り騒ぎ。
渋谷は仮装した人で溢れ、あちこちで奇声や大音量の音楽、物を叩く音が聞こえカオス状態になっていました。
来たぜ渋谷!!!
まだまだ人多いから少し時間潰して人少なくなってからごみ拾いする!!! pic.twitter.com/aap0Dsg4R6— むらびとB (@beetrich) 2018年10月31日
Twitterより引用
年々集まってくる人の数は増加しているように思います。
そこで問題となるのは街中を埋め尽くす「ゴミ」の存在です。
ゴミをポイポイ路上に投げ捨てるような光景があちこちで見られます。普段このような光景は我が国日本ではあり得ないと思いますが、ハロウィンで気分が高揚しているせいか多数の人々がこのような愚行をしているのです。
毎年このごみのポイ捨てが問題となっていますが今年は自主的にゴミを回収したり、会社をあげてゴミ回収イベントを行っているところがあり健全にハロウィンを楽しもうという気持ちが表れているように思います。
エクスコムグローバル部署対抗ハロウィン仮装コンテストの取り組みが面白い!
渋谷に事業所を置くエクスコムグローバルが仮装コンテストを開催したのですが、どの仮装が良いのか通行人に投票してもらうのですが紙で投票するのではなく投票券の代わりに入れるのはなんと「ゴミ」なのです!
ハロウィンで楽しくイベントを開催し、ゴミの回収にも繋がる素晴らしい取り組みだと思います。
渋谷の会社が毎年問題になるゴミのポイ捨てを防止するために一役買っていたのです。
スポンサーリンク
ハロウィンが終われば衣装はもはや不要...衣装までが無惨に捨てられているのを再利用して渋谷の活性化に生かすという取り組みも
また今年初めてこんな取り組みも行われました。
ハロウィンの衣装が捨てられている現状を逆に生かすのです。
その捨てられている衣装を実際に回収してリユースして再活用しようという取り組みです。
不要になった衣類や装飾品を改修し、その後インターネット販売し売上は渋谷の活性化のために寄付されるということです。
マナーを守ってハロウィンを楽しもうと 工夫する人がいる一方でこんなトラブルも...
先週末の渋谷では一部の若者が暴徒化しトラックをひっくり返す事態が発生していました。
暴行や窃盗痴漢の疑いで5人の逮捕者を出たという大惨事になったのです。
路上に面したラーメン店でもとんでもない迷惑行為が発生していました。店の防犯カメラに映っていたのは酒に酔った男性。何と道路に面した販売機に水を入れる姿が...
水なんて入れたら券売機は当然故障してしまったのです。
その後、謝罪に訪れた男性は取り替えの費用180万円を弁償することになったといいます。何気なく行った行動がとんでもない代償を生んでしまったのです。
というか一番困ったのはもちろん店舗側であり「ハロウィンなんてやめてくれ。」と思ったに違いありません。
スポンサーリンク
ハロウィンで渋谷商店街困惑!商店街ではハロウィンの仮装を「変態仮装行列」と呼んでいる...なぜスクランブル交差点に人が集まるのか?
渋谷商店街ではガラスが割られるなど被害が多数出て臨時休業がしているお店があります。
商店街の理事長は
「みんな商店街みんな怒ってますよ、今年は暴動で火が付いてもうみんな我慢の限界です。」と語っています。
また迷惑行為だけではなくハロウィンの期間は売上が下がってしまうなどといいます。
人がたくさんいて売上に結びつくことは ハロウィンに関してはありません。
売り上げは1/3になります。
「私たちはハロウィンではなく変態仮装行列と呼んでいます。」
はい、出ましたパワーワード「変態仮装行列」
すごいネーミングセンスで少し前に発生した「変態セブン」を彷彿とさせます。
変態セブンについてはこちらの記事をご覧ください⇩
最もマナーを守った楽しみ方があるはずです。
警視庁は人員を大幅に増やして警備を強化!
二度と同じようなトラブルを起こさせない強い決意のもと体制を強化したのは警視庁です。
#渋谷ハロウィン
ヒャッハーホイホイすでにヒャッハー達を収穫する準備が出来ている渋谷(・c_・`)
警察が本気出してきたw pic.twitter.com/9IdTs9atwv— ディー(まりも@ミトラス) (@D_tawapri) 2018年10月31日
Twitterより引用
まだ日も暮れ市から多くの警察官が続々と配置についています。 多くの人々が行き交うスクランブル交差点では去年よりもたくさんの警察官が見られました。 もちろんDJポリスも出動しました交差点の中で スマートフォンで撮影してる人を見つけると「歩きながらのスマートフォン撮影は大変危険です!」と注意します。
ハロウィンに振り回されるなんて警察も大変ですね。
スポンサーリンク
なぜ人々は渋谷スクランブル交差点に集まるのか?
ハロウィンでスクランブル交差点がお祭り騒ぎになったのは割と最近なんです。
2013年位から渋谷スクランブル交差点に人が集まるようになったそうです。
この渋谷スクランブル交差点に何かある度に人が集まるようになってのは2002年日韓ワールドカップが始まりです。
ワールドカップそして大晦日にも人がかなり集まることは誰もが知っていることでしょう。
昔は大晦日の渋谷はもう人がいないぐらいガラガラだったんです。
人が押し寄せる理由とは「斜め横断は自由の象徴だ」と感じさせるためなんです。
通常の交差点というのは斜めに渡るというのはいけないことですが、でもスクランブル交差点というのは対角線に渡っていいということになります。
今までダメだったことがそれもこんなに大勢の人が集まってこんなにできるんだということが自由の象徴だということが人間の心理に働くのです。
渋谷のスクランブル交差点ができたのは1974年ことです。
作られた目的は事故の軽減と人の渋滞を防ぐためなんです。1日に約50万人が横断するそうで一度に約2000人が横断するというとんでもない交差点です。間違いなく日本一ではないでしょうか。
さいごに
海外の反応は「土曜日に車が倒されたところをちょうど見ていたので悲しいなと思ったよ。」
「日本のイメージはとても静かで礼儀正しくて平和な国なのに...」
といった感じでイメージダウンが避けられません。
渋谷のハロウィン今後どうしていくべきなのでしょうか。
来年は参加者が平和的に安全に楽しめるハロウィンにしてほしいものですね。
スポンサーリンク