年末も差し迫り慌ただしい日々が続いていることと思います。
そんな忙しい中ですがお正月を迎える準備はお済みでしょうか?
お正月の風物詩である鏡餅の豆知識!飾り方や切り方、食べ方などをご紹介します
鏡餅といえば日本のお正月を飾る本当にめでたい習慣の一つです。
お正月といえば、初詣やお年玉・年賀状といったイメージがすぐ出てきます。
その中の一つに鏡餅というものがあるのではないでしょうか。
しかしながら鏡餅を飾る家々は年々減少傾向にあるそうです。
そこで今回は鏡餅をもう少し幅広く知って頂き、素晴らしい日本の伝統文化を
再発見してもらえれば幸いです。
鏡餅の飾り方は簡単です。大きい餅が飾られていると食べたくなるのが本音、切り方や美味しい食べ方について
鏡餅を購入したのは良いがどこに飾ろうか?という悩みがある方必見!
鏡餅の一般的な飾り方についてご紹介します。
鏡餅を飾るのは本来神様が祀られる場所に飾るのです
ですが実際には居間や玄関先に飾ってみたり普段置物が置いてある場所に置いてみたりと
ご家庭によって様々です。
私はそれはそれで良いと思っていますので否定はしません。
現代人が重要視する場所は昔と変わっていて当たり前ですから。
昔からの飾り場所の基本
・台所の火のそば(あまりにも近いのは要注意)
火の神様が宿るところです。火事などの災害から家を守ってくれます。
ですから台所に飾ることによって日頃の安全に感謝することが大事です。
・台所の水廻り
水の神様が宿るところです。水は生命の源であり人間には無くてはならないものです。
毎日使用する水廻りにも小さめの鏡餅を配置しましょう。
・寝室
昔は食料品の保管場所や生命が誕生する部屋として大切にされていました。
机の上のなどに配置すると良いでしょう。
現代風の鏡餅の飾り方
私の場合はスマホとPCなどに神様が宿ると思っていますので誰に何といわれようと
PCデスクやスマホ充電の近くに配置しています。
あくまでも人それぞれで良いと思います。現代風にアレンジする事も大切です。
鏡餅の飾る期間は?
ズバリ12月28日が飾るベストなタイミングです。
それか、何でも早いのが良いとされていますので12月28日よりも早い時期です。
いつまで飾っておくの?
鏡開きの日までです。
私の実家の方では1月11日だった気がしますが今住んでいる所では1月15日です。
地域によって多少違いがあるようなので気になる人は確かめてみてください。
鏡餅の安全な切り方:力が無くても簡単に切れちゃうんです!
鏡餅は本来は切ってはいけないそうですが、今時、木槌や手で割るというのは微妙ですよね。
大きいお皿に乗せ、電子レンジに入れて10秒から30秒加熱することにより柔らかく
なり、簡単に切ることができます。温める秒数は大きい物ほど長くなります。
温めすぎるとフニャフニャになりますのでご注意ください。
鏡餅の美味しい食べ方:食べ方はお雑煮だけではありません
焼いてみたり、お雑煮もよいですが油で揚げて塩を振りかけて食べると美味なんですよ。
ただ切ったものをそのまま揚げるのではなく、1週間くらい乾燥させたほうが良いです。
その乾燥させた餅をただ揚げるだけです。すぐ揚がりますからしっかりと監視していないとすぐ焦げてしまいます。
私は少し焦げたくらいが香ばしくて良いのですが子どもたちは苦くて苦手だそうです。
一つ食べると次から次へと止まらなくなる美味しさです。ぜひお試しください。
まとめ
鏡餅といっても様々な種類があります。
私の故郷である石川県では紅白の餅で鏡餅が作られていました。
他の県の方は大変珍しがっていた記憶があります。
鏡餅は見るも良し、食べて良しのお正月感溢れるものです。
普段飾らない方もこれでお正月感をアップさせてみてはいかがでしょうか。