マスクの素材の違いで飛沫の漏れ方が変わる！？

新型コロナウイルスをはじめ、飛沫感染を引き起こすウイルスの感染予防に有効とされているマスク。

一時は深刻な品薄状態になったマスクですが現在ではマスクの供給も十分になってきています。

不織布、布製などさまざまな素材を使って作られているマスクを街中で見かけますよね。

マスクのサイズももちろん十分に口元を覆い隠せるくらいの大きめなものが適していると思いますが、素材によってどれくらいの差があるかご存知ですか？

マスク着用時にマスクの素材によってどれくらいの飛沫が漏れているかということをスーパーコンピューター富嶽が素材別にシュミレーションしたそうです。

スーパーコンピューター富岳でマスク着用時の飛沫飛散状態が明らかになった

街中にいるとマスクをつけていない人を見つけるのが難しくなってきたように思います。

みなさん新型コロナウイルスの感染予防をしっかりとしているように感じますが素材によって大きな違いがあるようです。

不織布マスクの飛沫の漏れ方

不織布マスクとはその名の通り繊維を織るのではなく、絡み合わせた素材を使ったマスクということですね。

市販されている使い捨てのマスクなどはこれにあたります。

大量に安価で作ることができますし、厚みや隙間も簡単に調節できるようです。

強度としては織ったものの方がもちろん強いです。

不織布マスクは飛沫の通り抜けには効果がある一方、上部の隙間がやや空いてしまうため多く漏れてしまうしまうようですね。

布マスク（ポリエステル）の飛沫の漏れ方

布系のマスクは通り抜けには弱い傾向にあるようです。しかし隙間からの飛沫の漏れに関しては割と密着間があるせいか少ないように見えますね。

布マスク（綿）の飛沫の漏れ方

綿の布マスクは通り抜けやすく、隙間からも漏れやすいという感じですね。

ただの布（綿）のマスクは以前から効果が疑問視されていましたが、やはり予想通りといったところでしょうか。

ただ無いよりははるかに良いと思うので装着しておくにこしたことはありません。

これもある程度の大きさがあるかないかで大きく変わってくるのではないでしょうか。

まとめ

マスクは不織布でできた密着性の高いもの、きちんとした自分に合ったサイズのものを使うことがオススメです。

暑い季節ですと通気性が良いものを選びたくなります。最近では夏用マスクでも優れたものが多くあると思いますので一度自分のマスクを確認してみて不安であればもう一度購入し直すのも良いかもしれませんね。