車を運転したことがある人ならば突然横切ってくる歩行者にハッとさせられた経験がある人も少なくないと思います。
当然車は信号が青であればそのまま進むわけですが信号の色なんておかまいなしで我が物顔で突然横断してくる歩行者。
急ブレーキを踏んでどうにか停車してもまるで車が悪いかのように迷惑そうにジロジロ見られたりとマナーが悪い歩行者がものすごく多いのです。
道路上では「歩行者優先」
そんな事は重々承知ですが、歩行者だからといって何でもアリではありません。
悪質な歩行者については以前「乱横断」として紹介しました☟
何でもかんでも車が悪者にされたのではたまったものではありませんよね。
そこで今回は悪質な道路横断をする歩行者がもし交通事故にあってしまった場合の過失割合について触れてみたいと思います。
過失が発生するのは車だけではありません!悪質な歩行者には当然過失割合が発生します!
車はしっかりと信号を守って運転しているにも関わらず、信号無視して横断してきた歩行者と交通事故を起こして車だけが一方的に責任を取らされるのはおかしいですよね?
確かに人がいる場合はそれに注意しながらいつでも止まれるように運転しなければなりませんがどんなに気をつけていても突然出てきたりするとなかなか対応できません。
いきなりフラッと出て来られたらどんなに反射神経が良くてブレーキを踏んでも当然間に合いませんし、歩行者と接触することになってしまいます。
信号機をきちんと守り歩行者に気を払いながら走っていたのにも関わらずにこのような不運な出来事に遭遇する可能性は十分に考えられます。
ということでいくつかのパターンにわけて見ていきましょう。
青信号の車と赤信号で横断した歩行者の衝突
当然青信号なので車は進んで来ます。そして赤信号を無視して横断してくる歩行者...そんなの事故が起こっても仕方がないような状態。
このような場合は歩行者は信号無視という道路交通法違反をしていますから当然過失が発生します。これで車が悪者扱いされたら本当に最悪だと思います。
過失割合は車:歩行者で4:6になるそうです。さらに歩行者が悪質だった場合は過失割合が3になる可能性があります。
青信号の車と信号がない道路を横断する歩行者の衝突
基本的には歩行者用信号の無い時には歩行者は車の信号に従わなければなりません。
信号のない横断歩道で車と歩行者の衝突は車:歩行者で8:2、 横断歩道のない道路での車と歩行者の衝突の過失割合は 車:歩行者で6:4になることが一般的です.
さいごに
基本的に横断歩道上では車の方が責任が重いがドライブレコーダーなどの普及によって今後悪質な歩行者の責任が重くなる可能性があるということです。
どんなに気をつけていても防ぎきれないことがあるのです。
目撃者がいない場合などにおいてはドライブレコーダーの設置が一番有効なのではないでしょうか。
自分の身を守るためにもドライブレコーダーはつけておいて損はないでしょうね。