池袋高齢者暴走事故:旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)実況見分始まる

平成31年4月19日の午後に起こった東京・池袋での暴走した旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が運転する乗用車が暴走し松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡、飯塚幸三元院長を含む10人が負傷するという凄惨な交通事故は記憶に新しいところである。

多くの人が高齢者の運転免許証の返納の有無について考えさせられたものなのだが、ようやく今日令和元年6月13日、事故を起こした飯塚幸三元院長を立ち会わせ実況見分が始まった。

特に今回の池袋暴走事故については世間を震撼させたものであり、真実をしっかりと調べて欲しいものなのだがはたしてどうなるのであろうか?

松永さん母子が死亡した交差点で一礼する飯塚幸三元委員長

母子がはねられ死亡した交差点。

誰もが通るたびにあの日の光景を思い出してしまう場所になってしまった。

飯塚幸三元院長は車から降り横断歩道の前で一礼した。

正直一礼したところでどうなるわけでもないが、そうせざるを得なかったのだろう。しかし献花台に祈りを捧げなかったのには驚いた。

この飯塚幸三元委員長は自分の起こした事故の重大さを本当に理解しているのであろうか。

本当に心の底から反省しているのであろうか。

険しい表情には見えるが反省しているかどうかは全くわからない。

両手につえを持ったままゆっくりと交差点内に進んだ後、捜査員に当時の状況を説明しているように見えるがあの状況でどれだけ記憶にあるか疑問である。

よく上の方々が使う「記憶にございません。」を連呼していなければよいのだが。

任意の聴取では「ブレーキを踏んだが利かなかった」

捜査班の任意の聴取では飯塚幸三元院長は「ブレーキを踏んだが利かなかった」などと言っていたようだが、もちろん現場にはブレーキ痕すら存在しなかったのである。

当然車のアクセルやブレーキにも故障等があったわけでも無いので高齢者事故によくある踏み間違えが招いた重大事故なのである。

飯塚幸三元院長も自分の車の操作ミスをあたかも車のせいにしないで欲しいものである。あれでは乗っていたプリウスが可哀そうでしかたない。

そもそもアクセルペダルをブレーキペダルだと思って思い切り踏み込むような輩に運転することを許してはいけない。

そのような輩に免許を易々と与えてしまうようなシステムがこのような事故を起こさせてしまった要因の一つであることは間違いない。

さいごに

今世間では運転が難しくなってきた高齢者にいかに免許を上手く返納させるかということで多くの人達が頭を悩ませている。

毎日のように報道される高齢者による交通事故の数々。

自分の身内がそのような事を起こす前に何としてでも阻止したいものである。

高齢者に運転免許を上手に返納させる方法☟

特に田舎の方では車が無いと生活が不便になり買い物や病院へ行くのさえも困難になるという高齢者が素直に運転免許返納に応じてくれるはずもない。

海外の国のように目的地限定の免許制度があっても良いのかもしれない。

今のままでは高齢者事故を減少させるのは難しいだろう。

一番良いのはこのような交通事故の数々を見て高齢者自ら返納することなのは間違いない。

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