硫黄山は宮﨑県と鹿児島県にまたがる活火山の一つです。
霧島連山のえびの高原・硫黄山と表記がされています。
その「えびの高原硫黄山」が今日4月19日午後3時39分ごろ噴火しました。
その名のとおり硫黄の採掘が行われていた硫黄山ですが最近火山活動が活発化してきており火山警戒レベルにおいてもレベル2に引き上げられていたようです。
今回の噴火により火山警戒レベル3に引き上げられ、周辺住民の方は噴石等に注意が必要です。
今まで硫黄山が噴火したのは過去2回!3回目の噴火はどのようなものだったのでしょうか?
過去の噴火は2回ともマグマ性の噴火だったと記録されています。
過去の噴火は1768年が最後であり、その後は明治から昭和にかけて噴気を冷却して硫黄を採取していたということで火山活動は比較的に落ち着いていたのでしょうね。
2013年頃より火山活動が活発化してきて火山性微動や地殻変動が見られていたようです。
ですから噴火の危険性が高い山として警戒が強められていたのです。
この辺は新燃岳も含めて噴火しているイメージが強い地域の一つですね。
今回の噴火は規模としては比較的に小規模の噴火であり噴煙も200mほどだったといいますので周辺への被害はないと思いますが、しばらくは注意したほうが良さそうです。
気象庁ホームページより引用
日本は火山国であり全国どこへ行っても火山とは切っても切り離せないものであります。
普段からの火山の変化に気が付けば被害も減らす事ができます。
今回の噴火した硫黄山は気象庁により監視がされていた山で噴火の危険性があるという情報が出されていました。
近くに活火山がある方は常に気象庁から出される情報に耳を傾けてくださいね。
風向き等によっては火山灰が降る所もあるかもしれないのでご注意くださいね。