CANインベーダーは車両のシステムに直接侵入!
今や車も力づくで直接ドアをこじ開けたりというような乱暴な手法で行われるということは少なくなりました。
車も日々進化しており、そういったものに対してはけたたましい警報音が鳴るなど対策が十分に施されているように思いますが、内部のシステムに侵入されてしまうようでは手の打ちようがありません。
スマートキーを介してではなく、直接システム侵入するのでリレーアタックの予防策では全く歯が立ちません。
最近の車にはOBDⅡというシステムがほぼ搭載されていて、その車の状態をOBDⅡは集めて故障などが発生した時にその情報を診断してくれるという非常に優れたツールなのです。
ちなみに少し前、私の車が故障しまして自動車整備に出したところ車に何やら機器をつないで計測を始め、すぐにどこが故障しているかが分かりました。
すごく便利なOBDですがCANインベーダーはこのシステムを不正に操った手法なのです。
CANインベーダーとは?
CANインベーダーとはその名のとおりCANをインベーダーするという車両盗難手法です。
インベーダー(Invader)とは侵略者・侵入者・侵略軍という意味でCANというものに侵入するということです。
CANというのは
Controller Area Network (CAN) は、ビークルバス規格の一種で、ホストコンピュータなしでマイクロコントローラやデバイスが相互に通信できるように設計されている。耐ノイズ性の強化が考慮された堅牢な規格である。メッセージベースのプロトコルであり、元々は、自動車内部の多重化電気配線用に設計されたものだが、機器の制御情報の転送用として普及しており、輸送用機械、工場、工作機械などのロボット分野においても利用されている。自動車においては、速度、エンジンの回転数、ブレーキの状態、故障診断の情報などの転送に使用されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
となります。
OBDにつながるCAN信号に不正に侵攻するというのがCANインベーダーということになります。
ちなみに車の外からでもある特殊な機器を使うとできてしまうので、打つ手なしの非常に厄介なものです。
CDNインベーダーを防ぐには?
中のシステムに侵攻されるのは打つ手なしですが車両盗難に遭わないためにできることと言ったらエンジンがかかったとしても動かない状態にしておくことだと考えられます。
ハンドルやタイヤをロックして動かない状態にしておけばたとえエンジンがかかったとしても盗むことができませんし、たとえそれを壊そうとしても音がでますし手間がかかります。
泥棒というのは大きな音が出る行為や手間がかかることを嫌いますから、「この車を盗むのは大変だな。」と思わせることが非常に重要です。
もちろん自宅などでは防犯カメラの設置も有効ですから、盗難被害に遭いたくなかったら様々な手段を使って車を盗みにくい環境を作り上げておきましょう。
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