武漢からのチャーター機日本に到着!新型コロナウイルス感染拡大

中国・湖北省武漢から感染が拡大していった新型コロナウイルスですが、水際対策は全く功を奏せず日本国内に次々に感染者が出ています。

多くは春節の長期休暇を利用して日本にやってきた中国人のようですが、ついに武漢に行ったことがない日本人にも感染者が出てしまいました。

奈良のバス運転手で1月中旬頃に武漢から来た観光客を乗せたのだといいます。運転手ですから同じ車内でウイルスが充満していたのでしょう。でもそれだけで感染してしまうなんて新型コロナウイルスは相当感染力を強めているのでしょう。

しかもその団体は日本観光をしたのですから、バス運転手以外にも多くの感染者が出ても何も不思議ではありませんし症状が軽度で気が付かず周囲に感染を拡大している可能性だって十分にあります。

報道などでは潜伏期でも感染する可能性があると報じられていましたので、マスクなどをして少しでも感染のリスクを少なくしたいものです。

幸いバスの運転手の方は入院さえしているものの容態は安定しているようです。早く完治してくれることを祈るばかりです。

冬の季節はただでさえインフルエンザや通常の風邪の症状が多く見られますから、最初は気が付かないことも多いかもしれません。

バス運転手の方も最初は軽度の症状で医療機関を受診して経過観察するように言われたようですが、症状が悪化して咳が止まらなくなりもう一度受診したところ新型コロナウイルス感染と診断されたようですね。

病院に行って薬出されて、しばらく経過観察するように言われれば何の疑いもなくそのようにしますからバスの運転手の方の行動はいたって普通ですし、ちょっとした風邪くらいで仕事は休めませんからその後もバスの運転を続けていたそうです。

その間にも関わった人は多くいたでしょうから、もうすでに日本国内でかなりの勢いで感染は拡大しているかもしれませんね。

おすすめマスクのご紹介です!

高性能のマスクを着用することで感染リスクは下がりますし、奨励されています。自分自身が感染しないことも大事ですが、人にうつさないことも感染拡大を防ぐ上でかなり重要といえるのではないでしょうか。

武漢からやってきました!帰国希望する日本人を乗せたチャーター機が羽田に到着

このチャーター機には、湖北省に在留する206人が搭乗したそうですが搭乗前の検査では新型コロナウイルス肺炎の発症者はいなかったとのことです。もちろん日本から医師1人と看護師2人を含む厚生労働省の医療チームも同乗し簡単な検疫を実施したそうです。

発熱や咳(せき)などが確認された乗客は座席を隔離スペースに分けたそうです。せっかく武漢を脱出できたのに飛行機の中で感染しては何も意味がありませんから。

ちなみにチャーター機にはマスク約1万5千枚や防護眼鏡8千個のどの支援物資も載せて行って中国に届けられたそうです。

今、武漢では鉄道の駅や空港が閉鎖され日常生活ですら支障をきたす状態です。現地ではマスクが入手しづらく、マスクも通常の何倍もの価格で販売されているようです。

薬局でぼったくりみたいな値段を提示されて怒りが爆発している中国人男性の映像をテレビで見ました。もはや何でもありなのでしょうか。

1万5千枚届けたところで焼石に水でしょうけど、少しでも感染症の拡大に役立てば幸いです。

もし帰国者の中で症状がある人はどうするの?

症状のある人は東京都の感染症指定医療機関に搬送されます。このような医療機関には室内の圧力が調節できる病室があります。室内からウイルスが外に出ないようにしているのですね。

症状がない乗客も国立国際医療研究センターに搬送しウイルス検査などを受けます。陰性の場合でも、帰国後2週間は外出を控えてもらうようです。

さいごに

第一陣で帰国した人の中で4人が発熱や咳などの症状が出ているそうです。新型コロナウイルス感染でないことを祈るばかりです。新型コロナウイルスの感染者数もSARSの時を超えてどんどん増えています。どうにか食い止めることができないのでしょうか。

退避第2陣は29日午後8時ごろ日本から派遣されるとのことですが、みなさん無事に帰国されることを願います。

 

 

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