毎年12月になると街はクリスマスムード一色になりますね。
最近では早くもハロウィンが終わってから、すぐにクリスマスに切り替わってしまいますね。
クリスマスというとサンタクロースが有名です。
クリスマスイヴの夜に子どもたちにプレゼントを送り届けるという有名なサンタさん。
おそらく世界中ほとんどの人が知っているであろう有名なサンタさん。
赤い服着て、トナカイに乗ってくるという有名なサンタさん。
夢物語だと思っていても何だか神秘的なものですね。空を飛ぶというのは完全に無いと思いますが、サンタさんっぽい人は現在でも存在しているのです。
ほらこんなに本格的な感じでサンタさんがプレゼントを配達しようとしていますよ。
24日はクリスマス・イブです。世界中の子どもたちにプレゼントを届けるサンタクロースが北欧のフィンランドの故郷の村を出発しました。https://t.co/Nv6sKIYZI9#nhk_news pic.twitter.com/QKrkRGuqa4
— NHKニュース (@nhk_news) December 24, 2019
Twitterより引用
すごく本格的な感じですね。
これを見て「この赤い服のおじいさんはだれ?」という人はほとんどいないでしょう。
さてこのサンタさんですがいつどこから始まったかご存じでしょうか?
もちろんサンタさんは日本発祥の人ではありません。
サンタさんの由来は東ローマ帝国の聖ニコラウスという説が有力
サンタさんの特徴は夜中に煙突から家屋に入って子どもがかけた靴下の中にプレゼントを入れていくというものですよね。
これとよく似た事を大昔にやった人がいるのです!
それは4世紀頃の東ローマ帝国の聖ニコラウスという人物です。
このニコラウスという人物が貧しくて娘が身売りをしなければならない家庭の存在を知りそれを救うというお話です。
その貧しい家庭に夜行き、窓から金貨を投げ込むという善行を行ったのです。
それがたまたま暖炉にかけてあった靴下に入ったというものです。
現代風に言うと食べるにも困っていて中卒で娘が働きに出なければいけないような家庭に夜100万円の札束が投げ込まれるといった具合でしょうか。
たまたま存在を知ったとはいえ、家にお金を投げ込むとはニコラウスさんはなかなかのお金持ちのようですね。
この物語が由来とされているのはうなずけますね。
なぜ聖ニコラウスがサンタクロースと呼ばれるようになったのか?
どうやら聖ニコラウスをオランダ語で言うと「シンタクラース」になるそうで、その後アメリカに伝わって行くときになぜか「サンタクロース」として伝えられたとのことです。
オランダ人はシンタクラースと呼んでいるのにオランダ人がアメリカ人に伝える時にサンタクロースと伝えたのはなぜなんでしょうね。
言葉って伝わっていくうちにどんどん原型をとどめなくなってくるものがあって面白いものです。
日本語にもたくさんありますよね。あたかも日本でできた言葉のようになっている外国由来の言葉の数々が。
さいごに
クリスマスといえば日本では一年では寒い季節なのに最も熱い夜になることもしばしば。サンタクロースが来ている服のように真っ赤に燃え上がるカップルが多くいるかもしれません。
これもニコラウスさんのおかげかもしれませんね。
ちなみにクリスマスはキリストの誕生日ではなく誕生を祝う日なのでお間違いなく。