一万円といえば皆さん福沢諭吉の顔がパッと思い浮かんでくることかと思います。
福沢諭吉といえばもはや縁起が良い顔としてみなさん頭の中に刷り込まれているのではないでしょうか?
そんな日本国の紙幣が刷新されることになったのです。一万円札以外にも五千円札、千円札も同様です。しばらく前に変わったばかりだと思ったのですが、また変わってしまうのですね。
一万円札は聖徳太子から福沢諭吉になって三十年以上愛され続けてきました。さて今回の刷新によりどのように変化するのでしょうか?
もはや誰?一万円札の渋沢栄一とは?五千円札の津田梅子、千円札の北里柴三郎の方が有名では?
おそらく渋沢栄一という名前を聞いて答えられる人はどれほどいるものなのでしょうか?社会科の教科書の隅々を探せばどこかに登場するのかもしれませんが覚えていないという方の方が多いのでは?
渋沢栄一の肖像画や写真を今の若者に見せてもせいぜい
「マジ卍~誰これ?徳川家康?」
とか言われるのが関の山ではないかと思われます。
渋沢栄一の知名度は今の時代の若者たちにとってはっきり言って低いのです。「歴代の総理大臣とかにしておけば良いと思うのになぜ?」と思うところですがとんでもない功績の数々があることに驚きです。
偉業を達成した人物には間違いないし、初代総理大臣の伊藤博文レベルの知名度があっても何もおかしくはありません。
一万円札になるのを機に社会科の授業でももう少し大きく取り上げてもよいのではないかと思います。
日本資本主義の父:渋沢栄一の偉業の数々...
実はこの渋沢栄一さんですが数々の有名企業の設立に関わった超すごい人なんです。
今でもバリバリな企業ばかりですね。これだけ関われば日本資本主義の父と呼ばれることは頷けますね。
渋沢栄一が関わった有名な企業の数々
- 第一国立銀行
- 七十七銀行
- 東京瓦斯
- 東京海上日動火災保険
- 王子製紙
- 田園都市
- 秩父セメント
- 帝国ホテル
- 秩父鉄道
- 京阪電気鉄道
- 東京証券取引所
- キリンビール
- サッポロビール
- 東洋紡績
- 大日本精糖
- 明治製糖
- 澁澤倉庫
他にも多種多様な企業の設立に関わってきた大物実業家なんですね。
さいごに
これからどんどんキャッシュレス化されていくのでお目にかかる機会は今の時代よりもグッと減るかもしれませんが、紙幣の使われている顔くらいはすぐに使えるように把握しておきたいものですね。