JRA新人の山田騎手が新潟競馬場で前代未聞の信じられない騎乗ミスを起こしてしまいました。しかもJRA始まって以来初の不名誉なもの。
山田騎手はまだまだデビューしたての新人騎手なのですがまさかの展開に場内からはざわめきが発生したのです。その時に観客誰もが考えたのが「あの騎手、距離を勘違いしてない?」という事です。
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山田騎手はどのような勘違いをしてしまったのか?そのミスに対する処分はあるの?
その騎乗ミスが起こったのは10月13日に行われた新潟競馬場第6レース。
山田騎手騎乗のペイシャエリートは好スタートを切り、順調な滑り出し。その後も先頭を走り続けます。
そう、ここまでは良かったのです...
何と新潟競馬場を2500メートル走る(1周半)するはずのレースで1周目でゴールのレースと勘違いし、1周目でラスト直線のような猛スパートをかけて一着でゴールを駆け抜けたと勘違いしてまったのです。
しかも小さくガッツポーズ。
「ああ、完全に勘違いしてるよ。」
その後はもちろん追うのを止めてしまって当然のごとく失速し、レースが終わったかのように外に膨らんでしまいました。
スピードを落とすペイシャエリートに後続馬が次々と襲いかかります。
横に並ばれると驚いたように見える山田騎手。レースは終わったと思っていたわけなので驚くのは当然です。
何度も後ろを振り返りますが後続馬が続々と追い抜いていきます。
もちろんレースが終わる頃には蚊帳の外という悲惨な結果になってしまいました。
その馬に賭けていたファンは激怒。そりゃそうですよね、山田騎手の単純な確認ミスでお金が失われたわけですから怒るのは当たり前です。
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その騎乗ミスの処分は?お金は戻ってくるの?
しっかりと確認すれば防ぐことができた今回の騎乗ミス。
JRAは今回の騎乗ミスに対して30にち日間の騎乗停止処分を言い渡したのです。
競馬は公営ギャンブルとして常に公平性が求められるので馬券購入者や馬主の信頼を失った代償は大きいとされています。
たくさんのファンの期待を裏切る形となったわけですから妥当な処分と言えるでしょう。
しかも当然、賭けたお金が戻ってくることもありません。単勝オッズ5.4倍2番人気ですから、たくさんの人が期待を込めて馬券を買っていたことでしょうね。
他の馬もいるのに何で気が付かないのか?
新潟競馬場ではその距離を走るのは年に数回しかありませんから、いつもの距離なのだろうとの思い込みが最大の要因ではないでしょうか。
しかもレースの最初から先頭を走っていたので周りの状況を確認できず鞭を入れて気づかなかったのかもしれません。
さいごに
山田騎手は今年3月騎手デビューした新人騎手で現在新人の中ては最多となる7勝の活躍を見せていました。
今上り調子の新人騎手にとっては厳しい処分に見えますが、多くの人に影響を与えたわけですから仕方ありませんね。
これからはこんな単純なミスがないように気をつけてもらいたいものです。
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