以前から問題になっているヤミ民泊ですが、そもそもヤミ民泊はどのような経緯で紹介されているのでしょうか?
ほとんどはインターネット上の民泊仲介サイトで募集という形が一番オーソドックスな形といえるのではないでしょうか?
そもそも大手旅行代理店が堂々とヤミ民泊施設を紹介することなんてありえないわけですから。
6月に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)により以前は適法であった民泊施設でも改善しなければ違法になってしまった施設が激増してしまったのです。
廃業に追い込まれた施設もあれば無許可での違法営業を続けている施設もたくさんあるのです。
そんなヤミ民泊施設を民泊仲介最大手の米エアビーアンドビーがサイトで掲載してしまっているのです。
これを見た旅行者たちは何も疑いもなく違法ヤミ民泊施設を利用してしまうパターンも多いのではないでしょうか。
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米エアビーアンドビーのサイトで多くの違法「ヤミ民泊」物件を掲載していた事実が発覚!
今回の件はものすごくたちが悪いパターンで現在の日本国の法律では米エアビー(エアビーアンドビー)に対して掲載することを止めさせる事はできないのだと言います。
国外のシステムを使って仲介する海外事業者は基本的に法律上の登録は不要なのです。
ですから何でも載せることができるというまさに何でもアリ。
これが国内の業者であれば旅行業法違反に問われる可能性があるので載せてはいないはずです。
そんな捕まるリスクを負ってまで掲載するメリットなんてないわけですから。
さらにエアビーは民泊以外の宿泊施設でも「ヤミ物件」が掲載されているといういい加減な掲載をしているのです。
このままではヤミ民泊等の違法な物件が掲載され続けてそのようなものが野放し状態で運営がされ続けることになってしまいます。
しかも大手の仲介サイトであればたくさんの人が利用するので歯止めがきかなくなってしまいます。
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結局は申請者任せで許可番号を確認していないのか分かっていて載せているのか...
エアビーのサイトを見てみる許可番号がきちんと掲載されているのですが、その番号が実は完全にデタラメな番号のものがあるといいます。
ということは簡単にいうと無許可のものを掲載しているということです。
エアビー側もヤミ民泊などの掲載は認めているようで、削除していくとのことです。
当然のことですよね、知っていて放置したら、悪意にしかとらえられません。
さいごに
6月15日から施行された民泊新法では海外事業者でも取り締まりの対象となるがまだ取り締まられていないのが実情であります。
できればエアビー側が自主的に全て調査し削除してほしいものです。
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