アカムツとクロムツは形や味はすごく似ていますが種類が違います
アカムツはムツと名前についているのにも関わらず、ムツ科ではありません。
クロムツこそがムツ科の魚なのです。
こういうとまるでアカムツの方が偽物っぽいじゃんなんて思えますが紛れもない事実です。
アカムツは聞いたこともない「ホタルジャコ科」の魚です。
「何だそれ?」
って感じですね。
アカムツはその名の通りノドが黒いからノドグロと呼ばれているのですがクロムツのノドも もちろん黒いです。
クロムツは体も黒いですし、ノドも黒いとなれば本当のノドグロはクロムツなんじゃないの?と感じます。
でもどちらもノドグロなのは間違いないので店頭などで誤解を防ぐためにノドグロ(アカムツ)、ノドグロ(クロムツ)という表記をした方がよいのかもしれません。
あくまでも現在の一般的な認識はノドグロ=アカムツですから、特にノドグロを出す店にはお客さんにどちらのノドグロなのかをしっかりと明示した方が誤解を防ぐことができます。
「ノドグロ食べたくて行ったのにノドグロの偽物が出てきた。」
なんて言われたらお店の信用もガタ落ちになるかもしれませんよ。
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ノドグロは金沢(石川県)の魚として有名です
北陸新幹線の開業によって首都圏からの観光客が激増し、テレビでもその当時多く取り上げられました。
金沢を紹介する際はグルメネタはどうしても外せないものであり、毎日のようにノドグロが映し出されていました。
まるで金沢が一大産地であるかのように。
実は金沢ってノドグロの収穫量としては少ないのですが国内最大規模の消費地なのです。
ですからノドグロが全国から集まってくるわけなんです。
まるでトラフグみたいですね。下関もトラフグで有名ですが、そのほとんどは遠州灘(静岡県)の舞阪港で水揚げされたものを運んだものなのです。
いわゆる一大集積地というものだといえます。
金沢のノドグロ取扱量も築地を遥かに凌ぐ規模なのです。
金沢ブランドとして売れば高く売れますから当然でしょうね。
集まれば集まるほど上物もたくさん入ってきますから、良いノドグロを食べたいなら金沢に行くのがベストなんです。
私は静岡県浜松市に住んでいるのですが金沢へはよく行きます。
東海地方からのアクセスもそこまで悪くないので観光旅行にはピッタリですよ。
こちらの記事もおすすめです!特に東海地方の方へ
ノドグロ(アカムツ)のお取り寄せならこちら⇩
http://osakanatowm.blog.jp/archives/12429357.html
東京からも新幹線で約二時間半程度ですからランチを食べに行くのもアリかなと思います。
ランチを食べて午後から金沢市内を軽く散策して帰るということもできます。
ランチを食べて新幹線に乗り、軽井沢のアウトレットで買い物をするということもできます。
新幹線開通によって旅にも様々な選択肢が増えたことはいうもでもありません。
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さいごに
ノドグロ人気が高まったのもここ最近の話です。
やはり背景にはテレビやインターネットの拡散力が影響しています。
私も友人のInstagramを見て食べたい欲求が強まることはよくあります。
さすがに食欲には勝てません。
せっかく食べるなら美味しい店に行きたいですから情報収集が非常に大切です。
特にノドグロの調理は魚自体が大変弱く、すぐに傷むそうで調理人の技術力が試されるのです。
美味しいノドグロを食べるなら確かな腕を持った熟練の料理人に出会うことが大切です。
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