スマートフォンが普及している現代社会においていわゆる「ながらスマホ」をしている光景をよく見かけることがあります。
スマホの所持率は今や70%を超えていると言われます。
ということは必然的に「ながらスマホ」に伴う事故が増えてくることは容易に想像できますし、現にそうなっています。
歩きながらスマホ・自転車に乗りながらスマホ・自動車を運転しながらスマホ・食事を食べながらスマホなどどこにいる時でも何をしている時でも片手にはスマートフォンを持っている方が多いように感じます。
昼食時に飲食店に行ってもかなりの確率で食べながらスマホを見かけます。
あまり行儀が良いとは思えませんが、よほど気になる事があるのでしょう。
食べながらスマホについては特に人に迷惑をかけるということはありませんし、忙しいビジネスマンにとっては情報を得る貴重な時間であるといえるので否定することはできません。
人に迷惑がかかる「ながらスマホ」はやめましょう。
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スマホ自転車が高齢者にぶつかり死亡させるという悲劇が発生!
平成29年12月7日に神奈川県川崎市麻生区で20歳の女子大学生がスマートフォンを見ながら電動アシスト付き自転車を運転中に歩行中の高齢者に衝突し死亡させるという悲しい事故が発生してしまいました。
スマホ自転車でなければ、おそらく発生することはなかったのではないでしょうか?
被害に遭われた高齢者の方が気の毒でしかたありません。
歩きスマホでも人にぶつかる可能性が高いのに自転車や自動車を運転中であれば、ある程度速度も出ていますから事故を起こす可能性が更に上がると思いますが。
しかも速度が出ている鉄の塊が生身の体に衝突した場合はひどいケガを負わせるばかりか死亡させてしまうことだって想像できるはずです。
20歳になってもそのようなリスクを考えないものなのでしょうか。
20歳といったら大人の仲間入りといえますが、自分で責任をとることができるのか疑問です。
過去にもたくさんの「ながら運転」による事故がありましたが今回は少し罪が軽すぎる気がします。
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神奈川県警麻生署は重過失致死容疑で大学2年の女子学生(20)を書類送検したって少し罪が軽すぎるのでは?
事故を起こした時に右手に飲み物を左手にスマートフォンを持ち、イヤホンで音楽を聴くという違反だらけの状態で自転車を運転していたようです。
まさに動く凶器といった自転車です。
注意力が散漫であるというか、事故なんて起こすわけがないという傲慢さが生んだ悲劇といえます。
両手にモノを持って運転するなんて常軌を逸しています。
危険回避能力はほぼ0といってよいでしょう。
気づいた時には回避できない状態であったのだと思います。
明らかに女子学生が悪いわけです。
しかも人の命を奪っているのにも関わらず、書類送検のみ?
高齢者の方にもしご遺族がいたら、それで納得するのでしょうか。
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まとめ
ながらスマホが無くならない限りこのような事故は起き続けることでしょう。
自分は関係ないから.....なんて思っていると明日は我が身に災難が降りかかるかもしれません。
といっても「ながらスマホ」をしている人に注意してトラブルになるのも嫌ですよね。
以前「ながらスマホ」を注意したことがきっかけで注意した相手が逆ギレして殴り、重傷を負わせるといった痛ましい事件も発生しています。
個人レベルでは「ながらスマホ」をしないという意識を持つしかありません。
ですから行政側のもう少し強い対応が待たれるばかりです。