台湾東部の花蓮県の近海で6日23時50分頃、同県で最大震度7(マグニチュード6と推定される)の地震があり、ホテル「統帥大飯店」など複数の建物が傾斜し、倒壊する危険があるといいます。
花蓮県といえば台湾東部の中央に位置して3000m級の山々が続いたり、国立公園があったりと台湾の大自然を満喫するにはうってつけの場所であり、日本人の観光客にも人気があります。
なにせ台北からのアクセスも良好で飛行機で30分、電車でも2時間程度という短時間で行くことができます。
大理石の産地としても有名であらゆるところにふんだんに使用されていて目を引きます。
素晴らしいところだと思いますが.....
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耐震補強していたはずが...統帥大飯店の下層部分が潰れて傾斜した
もともと古いホテルではあったのですが、日本人客も比較的多く宿泊しています。
花蓮市内の中心部にあり観光や買い物、グルメ探索には非常に便利なホテルで人気もあったようです。
耐震補強をしていてもやはり完全に防ぎきれないものもあるのですね。
台湾は日本国と同じでとても地震が多いため耐震基準については厳しく定められているようです。
花蓮地震。2階のところから倒壊した古いホテル・統帥大飯店。 https://t.co/vIYjAX1wK7 pic.twitter.com/xWj93ro8LF
— Chou Hui-Chi (@SumiKeiKi) 2018年2月6日
ツイッターより引用
それでも震度7というのは想定外の事を引き起こすほどの威力なのです。
日本でも地震が発生するたびに耐震基準についていわれますが、人間の叡智を超える自然界の脅威にはかなわないようです。
そもそも震度7の地震なんて簡単に起きるものではありませんから、明らかに経験値が不足しています。
災害が発生してから学ぶでは遅いですが、教訓として耐震基準を満たしていても安心できないことを覚えておいたほうがよさそうですね。
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まとめ
これからも余震の危険性がありますので十分に注意が必要です。
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
今後大きな地震が発生しても死傷者が出ないような耐震設備が研究されることを願うばかりです。