蔵王山の噴火警戒レベルが2に引き上げられました。
蔵王山というと周辺には有名な温泉地やスキー場がたくさん存在しています。
噴火警戒レベルが引き上げられると当然噴火に対する危険性も高まるわけですから多くのキャンセルが出てもおかしくありません。
少し前に草津白根山が噴火して周辺のスキー場で死亡者が出ていますから過敏になる人が多くいても何も不思議ではありません。
スキー場にとってはこの時期は稼ぎ時であるといえますがこのような事態になるとスキー客の足も遠のいてしまいますので本当に大変なことです。
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噴火警戒レベル2とは一体どのような状態なのでしょうか?
ちなみに火山警戒レベル1は活火山が落ち着いている状態であるといえます。
言ってみれば普段の落ち着いた状態といいましょうか。
特に火口付近の急な噴出等にさえ注意すればよいレベルです。
何かあった時のために活火山であることを留意と申し添えられている程度ですから、ほとんどの場合心配がないといえます。
ただ前回の草津白根山の噴火は噴火警戒レベル1での出来事でありますから、目安程度にしかならないのも確かです。
人間の技術力はまだまだ自然の脅威には到底太刀打ちできないということです。
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今回の蔵王山は噴火警戒レベル2ですがこれは「火口の周辺に行かなければ大丈夫」というものですから大きな心配はないと思いますが...
噴火警戒レベル2では特に住民の避難等の指示が出されることもありません。
噴火警戒レベル3になって初めて避難準備などの勧告や入山規制が行われるようです。
まだ噴火警戒レベル2だから100%大丈夫か?といわれれば、断言することはできませんが。
過去にいくつかの山で何度も火山警戒レベルが低い状態での噴火は発生していますから怖いのは当然ですが、あまり気にしていると何もできません。
そこまで警戒するレベルではないですからスキーへ行くのをキャンセルするということはしなくてもよいのではないでしょうか?
日本には噴火警戒レベルを設定されている山は数多くあります。
噴火警戒レベルが運用されている火山
気象庁より引用
これほどの警戒されている火山があるわけですから、いちいち気にしていると山へは一切行けなくなります。
噴火での事故が起きたばかりですから過敏になってしまいがちです。
規制されてからは行ってはいけませんが、今のところ馬の背カルデラ、山頂より1.2㎞半径は小規模噴火の可能性が有り立ち入り禁止だそうです。
ということは温泉やスキー場に関しては特に問題がないということですね。
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さいごに
どこの山(活火山)へ行く時も頭の片隅に噴火の危険性を置いておいた方がよさそうです。
ただあまりにも考えすぎると何も楽しむことができません。
特別な警戒がない山に関しては噴火の可能性は限りなく少ないので、それほど心配しなくてもよいです。