現在世界のみならず日本中で新型コロナウイルスの感染者が増えています。
チャーター機で帰国した人・クルーズ船の乗員乗客、感染経路の特定ができない感染ケースが全国各地で多発しています。
感染経路が特定できないケースがあると知らないうちに感染を拡大させている可能性が限りなく高いのです。
自分が感染していることを知らないのであればどこかに行って周りの方にも感染させてしまうリスクが高くなります。
やはり警戒しなければいけないレベルになってきているということなんですね。
日本でもフェイズが国内流入期から国内流行早期に移行!どのような症状が出るのか?
年明けから中国の武漢での流行が始まった新型コロナウイルス。
先月の後半から国内で感染者が確認されました。
これが新型コロナウイルスの国内流入期になったということです。
ただしこの時には感染経路が明らかな感染者だったのが、先週から国内で感染経路が不明な感染者が連続して報告されるようになりました。
これが国内流行早期に移ったということなんです。
国内流行早期に移ったということは日本で普通に生活していても感染する恐れが出てきたということです。
これは非常にまずいことですよね。人混みはもちろんのこと、外出して人がいるところであればどこでも感染してしまう可能性が出てきたということです、
1週間以上続く風邪に似た症状に要注意!医療機関に行く前にまず相談を!
どのような症状が出てくるのか気になるところですが、新型コロナウイルスに感染した時に症状として
- 鼻水
- 喉の痛み
- 咳
- 全身の倦怠感
- 37℃以上の発熱
が出てくるということなのです。普通の風邪やインフルエンザとかでもある症状ですよね。
これらが出ても一週間程度続いて、さらに悪化するようであれば要注意なのです!
これがインフルエンザや他のウィルスの違いなのです。通常の風邪とかインフルエンザの場合には一週間すればほとんど良くなってくるということなんです。
新型コロナウイルスに感染しても軽い症状の方だとこれで治ったりするのですが、ちょうど一週間ぐらいから肺炎起こして重症化する人が大体1割ぐらいいるそうです。
もし新型コロナウイルスのような症状が見られたらどうする?
新型コロナウイルスのような症状が見られる場合には検査を受けなければなりませんが、以前は湖北省との関わりが確認されないとなかなか検査を受けられなかったのです。
けれども国内での感染者の広がりを受けて症状などから医師が感染の疑いがあると判断すれば検査を受けられるようになりました。
しかしいきなり医療機関に飛び込むのは好ましくないようです。まずは医療機関に電話でもよいので問い合わせてから受診するのが良いとのことです。
また気になる症状について相談するところもあります。
それは各都道府県の帰国者接触者相談センターというところです。相談先は厚生労働省のホームページで確認できます。また厚生労働省の電話相談窓口もあり、毎日午前9時から午後9時まで相談を受けています。
【厚生労働省HP】新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センターページまとめ
目安として風邪の症状や37.5℃以上の発熱が四日以上続いている人や持病持ちの人、高齢者や程度早めに相談してくださいということです。そして強いだるさや息苦しさといったものは肺炎の症状からもしれませんからそういった人も早めにご相談を。
体調が悪すぎて4日も様子を見ていられない時はどうする?
今まさに症状がかなり悪くて4日も待てそうにないっていう方もいらっしゃると思います。先述した目安というのは重症化した人を何とかの医療につなげようというための目安なのです。
症状が辛すぎる方はまずかかりつけのクリニックにまず電話をしてください。
そして医師に相談した上で指示を仰ぐようにしてください。
私たち全員が気をつけるべきこと
流行をまん延させないためにも一人一人が気をつけるべきことがあります。
風邪のような症状が見られたら学校や会社を休む。そして毎日体温を測定して記録する。
さらに人にうつさないためにも手洗いや咳エチケット、マスクするということも大事ですね。
まん延して患者数が急増してくるという状況になってくると医療の面でも十分に受けることができなくなってしまいます。
普段であれば病院で治療を受けたりしますが軽い方は開業医の先生に診てもらって、重い方だけ入院するということになるかもしれません。
これからフェイズが進んでまん延期に必ずなるわけではありません。一人一人が感染拡大防止に努めていただければ流行が収束に向かいます。
さいごに
感染しないことが一番ですので重症化しやすい高齢者とか持病のある方はこの時期は不要不急の外出を控える方が賢明なのではないでしょうか。
感染予防にはやはり基本が大切ですので、マスクや手洗いといったことを徹底しましょう。