今若い女性(主に20代)を中心にパパのおさがりファッションが増加中です!
パパのおさがりとは文字通り父親の着なくなった服をもらうというもので、若い女性の間でSNSを中心にして大流行しています。
以前までは父親のおさがりといえば娘としては敬遠するものでしたが、今では逆に「うわっダサッ!でも、かわいい♡」というように若い女性の心を釘付けにしているのです。
娘から「パパの服ちょうだい。」と言われて悪い気がする父親なんてなかなかいないですよね。みなさんぜひ気になるアイテムがあったらパパにおねだりしてみましょう。
古着屋よりも品ぞろえの良いパパもいるかもしれませんよ。
パパのおさがりが大流行した理由とは?「パパのおさがり」とはどういうもの?
「パパのおさがり」という言葉だけ聞くと何だかいかにもダサそうで若い女性が着るには少々抵抗があるように思えますが、それが意外にも20歳前後の女性達の間で大流行しています。
ですがなぜそんなものに魅力を感じるのでしょうか?
それはやはり個人としての考えの移り変わりにあります。
少し前まではあまりにも人と違う服装でいると明らかに浮いてしまっていたと思いますが、今は違います。
街を歩いていてもみなさんそれぞれ個性を出している人が多くなっていませんか?
実は今の若い女性は自分の個性を大事にしている人が増えているんです。
お父さんの服は今売ってない自分だけの一点物としてオリジナル感がすごく出るんです。
ですから若い女性達にとってお父さんたちの昔の服は今流行りの90年代ファッションであり人と被らない個性が出せるとして人気なんです。
実際にパパのおさがりファッションをしている女性に聞いてみると
「高級な服って意外と捨てずに取ってあるじゃないですか?そういうのをおさがりでもらったりしています。」
「長さとか大きさが大きめなのがいいなって思ってめっちゃ着ています。」
とか確かに20歳前後の女性の間で流行しているようです。
「パパのおさがり」ってどういうファッションなの?
今若い女性によく売れているのがスポーツブランドのロゴが大きく入ったものやメンズとしても着られそうなダボダボなもの、古着っぽいものです。
しかしその中でも多くの女性たちが求めているものは「一点物」なのです。
その一点物がパパのおさがりなのです。
確かにそうですよね、どこにもすでに売っていないわけですから希少価値は非常に高いし、周りを見ても同じものはありません。
キーワードとなっているのは90年代ファッションです!
このパパのおさがりが流行した背景には90年代ファッションブームがあるといいます。
1990年代はバケットハットやスポーツメーカーのトレーナーに大きなロゴが入ったビックロゴ、さらにぶかぶかウエストバッグが大流行していた時代。
そして今若い女性の雑誌の中では最新の流行の中で90年代を紹介していてウエストバッグを肩掛けにする紹介されたりしています。
去年までの流行はぴったりとした服装でしたが、今年はビックシルエットやスポーティーなメンズファッションになっています。
さいごに
90年代のファッション、さらに自分だけの個性を出したい。だからパパのお下がりが欲しくなるというのです。
この現象お父さんたちはどう感じているのでしょうか?
自分の若い頃に愛用していた思い入れのある服などを自分に娘が気に入ってきてくれるなんて嬉しいですよね。
パパの中には信じられない量の服を未だに保管している人もたくさんいる事でしょう。今までは「邪魔、着ないんだったら捨ててよ。」なんて言われていた物が宝の山になるわけです。
このような事がきっかけで共通の話題ができますし、より仲の良い親子になるきっかけになることでしょう。
さあ、世の中のパパたち。押し入れに眠っている90年代の服がありませんか?
着ることがないなら、ぜひ娘さんにあげてくださいね。もしかするとパパを見る目が変わるかもしれませんよ。