よく巷のスーパーやコンビニなどの食料品や飲料に表示されている添加物ゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロ...
「最近体重が増えてきたな」や「不摂生な食生活が続いているな」なんて考えている人にとっては大変魅力的な表示ではないでしょうか。
健康診断などで「血糖値が高いですね。」なんて言われたら当然糖質の摂取には気を遣うようになると思います。
そうなれば当然カロリーゼロ・糖質ゼロの商品を手に取ってしまうようになると思いますが本当にそれは大丈夫ですか?
今回は添加物ゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロの事実をご紹介しましょう。
食品表示の実情を知ることで少しでも正しい知識を身に着けて健康を保ってください。
添加物ゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロ!摂取し続けていると思わぬ健康被害が発生するかも
健康志向が高まる現代社会において添加物ゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロの商品の売れ行きは年々増加傾向にあります。
食べて同じ甘さが得られるならばそれはカロリーゼロと表記されていたほうが消費者は手にとってしまうでしょうし、メタボ気味のお父さんは糖質ゼロのアルコール飲料を選んでしまうでしょう。
小さなお子様がいればできるだけ無添加なものを与えてあげたいという親心から添加物ゼロという商品を何の疑いもなく買ってしまっているのではないでしょうか。
最近では食品添加物を使っていないものというだけで健康に良い感じがしてしまいますよね。何せコンビニに行って食品表示を見ると必ず添加物が使われている気さえしてしまいますから。
しかしそれらの商品は本当にゼロなのでしょうか?
添加物を表示しなくてもいいという偽りの「添加物ゼロ商品」
添加物を機にする方は大変多いと思います。食品表示を見れば一目瞭然と思いきや表示しなくてもよいものがあるのです。
表示しなくてもよいとお国の法律で定められているのです。とんでもない事なのですが健康被害が出てしまう可能性が無いわけでもないもに食品衛生法で表示を免れているものが存在しています。
原材料の加工の過程で使用される添加物...微量なら表示しなくてOK!
原材料で添加物が使われているのなら食品に加工されても残存してしまうのは当然ですよね。しかしながらこれが微量であるならば表示しなくてもよいのです。
添加物が入っているのに表示しなくてもよいなんて食品衛生法はおかしいですよね。というか食品に気を遣う消費者にとっては迷惑極まりないですね。
果汁100%のジュースを子どもに飲ませたことはありますか?
あの安全そうに見える果汁100%のジュースでさえ添加物が残留していることがあります。
濃縮還元のジュースは濃縮される時に果実の香りが失われてしまいます。そこで天然の香料を使えばよいものをコスト面を考慮して人工的に作られた合成香料が使用されます。
それが濃度によっては人に健康被害を及ぼしてしまうものがあるのも事実です。
これも原材料で添加物が使われていても微量なら表示しなくてもよいということから表示されていないものがほとんどです。
表示しない方が消費者が買いやすいのは当然の結果ですから。
でもどうやってこの添加物の存在を確かめればよいのでしょうか?
いまのところは直接メーカーに問い合わせるしか方法はないようです。
そこできちんと詳細を教えてもらえるかはそのメーカーによって差はあると思いますが、食品表示よりは正確な添加物の使用状態が分かると思います。
流行の糖質ゼロ・カロリーゼロ...実はゼロじゃないかもしれません!気をつけてください!
糖質ゼロ・カロリーゼロ...
その言葉って何だか魅力的で商品に書かれていた場合ついつい手に取ってしまうこともありますよね。
健康志向の高まりによってそういった糖質ゼロ・カロリーゼロの商品が売れやすくなっているのも事実。
しかし本当にそれであなたの健康は守られますか?
肥満は様々な病気の元であるということは知られています。過度のカロリー摂取は糖尿病などのリスクを高めてしまうのは当然です。
病気は嫌だけど甘いものを断つのも嫌。
そうなると人工甘味料が使われているカロリーゼロ・糖質ゼロといった商品を手に取ってしまいがちになります。
確かに通常の砂糖よりははるかにカロリーこそ少ないかもしれませんがそこには恐るべき副作用があるのです。
世界中の研究で人工甘味料の危険性が指摘されている事実
日本で認可されている人工甘味料は6種類。
サッカリン・アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムK・ネオテーム・アドバンテームがあげられます。
世界でこの人工甘味料の危険性が指摘されています。
砂糖入り飲料よりも人工甘味料飲料を飲み続ける方が糖尿病のリスクがあがる
普通に考えてみると砂糖が入った飲料を飲んだ方が糖尿病になりそうな感じがしますが、フランスの研究では人工甘味料の入った飲料を飲み続けた方が糖尿病に罹ってしまう可能性が高かったのだそうです。
人工甘味料はホルモンに影響があり腸内細菌に影響を与え代謝異常を引き起こしてしまうなどの恐ろしい作用があるそうです。
怖いですね、安全だと思って飲み続けていたカロリーゼロ商品が病気の引き金になっていたなんて...
カロリーゼロ・糖質ゼロの真実
本当にカロリーゼロ・糖質ゼロの商品が確実にゼロだと思いますか?
本当に限りなくゼロに近い商品もあるかもしれませんが、表示の真実をご紹介します。
ゼロカロリー・ノンカロリーとは?
100mlあたり5kCal未満でこう表示できるようです。全然「ゼロ」「ノン」ではありません。大量にがぶがぶ飲んでいるとそれなりのカロリー摂取になってしまいます。
ノンシュガー・シュガーレスとは?
糖類が0.5g未満だそうです。まったく入っていないかのように表示するっておかしいですよね。
砂糖不使用とは?
原材料に糖分が含まれている可能性あり。なんだかすごい抜け道みたいな書き方ですよね。消費者は確実に勘違いしてしまいます。文句を言っても知らない方が悪いくらいの対応を受けそうですが。
糖質ゼロとは?
糖質0.5g未満です。これ私の愛飲しているアルコール飲料に記載されているのですが、なんだか少し残念な気持ちになりますね。だってそう信じて飲み続けていたわけですから。
さいごに
カロリーなどを気にする方にとっては商品選びの際に重要なポイントの一つであるといえるゼロ表示ですが参考程度にあまり過信しすぎずにしたいものですね。
健康やダイエット目的でも裏目に出ることがありますから、ゼロだからってガブガブ飲んだり食べたりしない方が賢明と言えるでしょう。