今、液体ミルク販売開始が話題になっていますが日本以外の先進国ではすでに売り出されています。
すでに液体になっているミルクなので、いわゆる調乳をするという手間も省く事ができるため忙しいママさんにとっても強い味方になってくれるこの液体ミルクですが、災害時のミルクを作ることが困難な状態においても便利さを発揮します。
ここ最近地震や大雨といった災害が発生するたび、その状態で調乳の大変さを思い知った方もたくさんいらっしゃると思います。
では何で今まで日本には無かったのでしょうか?
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販売の国内解禁は8月8日です!市場に出回るのは一年後の見通しです!
販売の解禁は8月8日ですがそこでまず厚生労働省が製品についての規格基準を定めた改正省令を公布、施行します。
ですから解禁されたといってもすぐにスーパーやドラッグストアで売り出されるわけではありません。
その厚生労働省の規格基準に沿って各メーカーが開発をし、それが厚生労働省に認められなければならないわけなんです。
それとともに消費者庁の特別用途食品の表示許可を得なければ製造販売できません。
今まで日本国では販売されていなかったものなので慎重にならなければなりません。
海外製の液体ミルクもすでにあるわけですから、製造のノウハウは分かっているでしょうけど。
でも早くできてくれると良いですね。
待ち望んでいる人も多いのではないでしょうか。
販売解禁(厚生労働省が改正省令を公布・施行)
⇩
各メーカーがその規格基準に基づいて開発
⇩
厚生労働省の承認と消費者庁に表示許可を得る
⇩
製造販売
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液体ミルクのメリット・デメリットとは?
液体ミルクと聞くと良いことづくめだと思いませんか?
確かに多くの先進国ではすでに販売しています。
確かに無菌状態でパックに入っていますから、調乳する手間も省け長期保存が可能となっています。
でもね、意外なデメリットもあるんですよ!
メリット
- 長期保存が可能
- 調乳不要
- 無菌状態でパックに入っているため衛生的
デメリット
- 濃度が均一でないと乳児の胃に負担がかかる
- 飲み残しはすぐに捨てる
- 濃度を均一にするためよく降らなければならない
デメリットとしても当たり前な事ばかりなので神経質になる必要性は無さそうですね。
さいごに
西日本豪雨の被災地にも政府からの支援物資として液体ミルクが配布されたようですね。
あのような災害時には本当に役に立つと思いますし、忙しいママさん達の負担が少しでも軽減されれば良いですね。
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