熱海市 姫の沢自然の家:約100人の聴覚障害者を門前払い

これは静岡県熱海市姫の沢自然の家側の対応の悪さから発生した問題です。

聴覚障害者の団体約100人を門前払いというとものすごく聞こえが悪いですが、姫の沢自然の家側が宿泊を断る時の対応の悪さが全てを引き起こしてしまったのはいうまでもありません。

これは管理者である熱海市側も認めている事実です。

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聴覚障害者100人を門前払い!熱海市 姫の沢自然の家はなぜ宿泊を拒否したのか?

熱海市 姫の沢自然の家は聴覚障害者から宿泊したいとの申し出を理由を説明する事なく断ったため、聴覚障害者側から誤解を招く事になってしまったわけです。

確かに何の理由もなく

「ああ、聴覚障害者?100人?え~無理っすよ、他に対応できる施設があるからそこに行ってもらっていいっすか?」

なんて言われたら、あなたはどう思いますか?

私が障害者の立場だったら

「聴覚障害があるから不当に断られたんじゃないか。」

とか考えてしまうでしょう。

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実際のところなぜ姫の沢自然の家は宿泊を断ったのか?

普段この姫の沢自然の家は団体客が来るとスタッフ4、5人で対応しているそうです。聴覚障害者が来ても手話通訳がいるわけでもないし、対応できなかったのです。

これも事前に聴覚障害者側との話し合いが行われていれば、聴覚障害者側で手話通訳の方を準備する等できたのではないかと思います。

しかもこの姫の沢自然の家はすごく老朽化が進んでおり、館内の移動もかなり不便であることも断る理由の一つになったといいます。

「聴覚障害者の宿泊を断った理由」

  • 施設には火災発生を聴覚障害者に知らせる設備がない
  • 施設はバリアフリーではない
  • 職員も手話ができない
  • 建物老朽化して意思の疎通ができないと安全性が確保できない

という点が挙げられます。

確かに万が一災害が起きた場合対応が難しいとは思いますが、それを聴覚障害者側に何も伝えないからこのような問題が発生するのです。

聴覚障害者側も申し込みの段階で施設の事情などを説明して欲しかったでしょうね。

この門前払い問題については熱海市も認めています。

さいごに

このような問題が発生しないためにもお互い歩み寄る姿勢が非常に重要であるといえます。話し合いが行われていれば、説明さえあれば、宿泊を断られてもある程度は納得できると思います 。

対応一つで相手のとらえ方はものすごく変わってきます。

誤解を与えないためにも理由があるならばそれを説明する等、親切な対応をしてほしいものです。

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