不定愁訴とは原因がよく分からない体、精神の不調の事をそう呼びます。
これ実は栄養絡みのことが以外と多いのです。
うつ症状などの精神科的な症状ではもちろん精神科を受診することが多いと思いますが、それでもなかなか改善がみられない方は薬漬けの治療を見直し食事を改善することで本来の元気な体に戻ることができるそうです。
食事の改善は副作用のリスクが格段に低い治療法の一つです
中国では昔から医食同源と言われるように体の健康と食事の関連性は非常に高いものといえるでしょう。
だいたい体に不調が現れると多くの人は薬に頼ることが多いと思いますが、それでも一向に改善が見られない場合はどうしますか?
なにか取り憑いていると思いお祓いをする人もいるかもしれませんが、ちょっと待って!!
まず自分の摂取している栄養について考え直してみてください。
そんな方におすすめなのが糖質を抑えタンパク質をとるという事です。
タンパク質は筋肉を作ることだけではなく、体の中の栄養バランスを整えてくれる素晴らしい効果があるのです。
しかも糖質の代わりにエネルギーともなるので糖質をある程度抑えても問題ありません。
糖質はエネルギーともなりますが糖尿病のもとにもなりますから取り過ぎは注意が必要です。
取り過ぎると血糖値が上がり、それを抑えようとするインスリンの働きにより脂肪が蓄えられていきますから肥満の原因ともなります。
タンパク質の働き
- 皮膚・毛髪・爪をつくる
- 骨・歯・筋肉をつくる
- 内臓を活性化する
- 血液、血管をつくる
- 酵素をつくる
- ホルモンをつくる
- 抗体を活性化させる
などの効果がありタンパク質なくしては健康は語れません。
健康であるためには高タンパク食にシフトする必要があるでしょう。
日本人は元々タンパク質が不足傾向にあるので肉や魚をもう少し積極的に摂取すべきであると考えます。
肉を多く摂取するように心掛けることによって不定愁訴は減る傾向にあるといいます。
確かに美味しいお肉を食べるとイメージ的にも元気モリモリという感じがしますよね。
寿命が全国平均よりも低い地域で高タンパク食を導入したところ、高カロリー・高資質のメニューでも寿命が延びたそうです。
不定愁訴は貧血からも現れる!
特に女性は貧血気味な方が多いので肉を積極的に食べると良いですよ。
鉄分を補うには肉が一番効率がよいのです。
植物性のホウレンソウでもたくさん含まれていますがいかんせん吸収効率が非常悪いので、肉を食べる方が早く解決できますよ。
そもそも鉄分には動物性であるヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があり人間が効率よく吸収できるのは動物性のヘム鉄の方なのです。
鉄分不足で病院へ行くと処方される薬も非ヘム鉄で飲むと気持ちが悪くなる人も多々います。
だからこそ、そのような副作用が出ないようにするには肉を食べることが一番の治療法になるのです。
肉ばかり食べていると太るんじゃないの?
と心配されるかもしれませんが米やパンの方が太ってしまいますよ。
ですから肉を食べても糖質制限さえしっかり行えば太らないわけです。
米やパンのような糖質や甘い物を控えて、肉や魚を多く摂ることが不定愁訴の改善のみならず健康な生活を送る上で重要になります。
さいごに
このような糖質制限はダイエットにも効果的です。ダイエットにはあくまでもカロリーではなく糖質を控えることが重要です。最初は糖質をとらないとイライラしたり、朝起きられなかったりしますが徐々に体は馴れていくのでそれまでが勝負の鍵になりそうですね。