人間生きていく中で様々なシーンにおいて「嘘」をついてしまうことは誰でもあるはずです。
赤ちゃんの時は嘘なんてつかないのですがいつの間にか嘘をつくようになってしまいます。
良い嘘もあれば悪い嘘もあります。
その嘘をつく時に見られるのが「嘘反応」と呼ばれているそうです。
初めて聞きましたがテレビ番組の中で若狭勝さんが「嘘反応」という言葉を使っていました。
ワイドショーを見ていたら東京地検特捜部元検事の若狭勝さんが佐川元理財局長の証言を見て嘘が見えたと言いました。
あの証人喚問を見ていても凡人の私には嘘をついているようには見えないどころか、何も結局言ってないじゃん位の感想しかありませんでしたが見る人が見れば分かるものなのですね。
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若狭勝さんが気づいた「嘘反応」とは?
若狭さんは何と35年間と長期に渡りこの「嘘反応」を研究されているそうです。
あの誰が見てもまるで意味が無かったかと思える証人喚問の中継を見てそれに気づくとは嘘反応研究歴35年はやはり伊達ではありません。
一般的には嘘をつく時は
- 目をそらす
- 顔や口を手で触る
- 表情とジェスチャーにズレが生じる(相手に何かをしてあげた時に「ありがとう」という言葉の後に微笑む等)
- 笑う時に口だけで笑っている(本当に笑った時は顔の筋肉全体が動きます。)
- 正面で向き合って話しているのになぜか少し斜めを向いている(後ろめたい時など)
- 嘘をつくときは普段寡黙な人でも口数が増えることがある
- 嘘をついている事以外の話になると喜んでついてくる
等すごくたくさんあるのですが若狭さんはこれらをすべて熟知して、さらに経験を元にして嘘を見抜くのでしょう。
さすが東京地検特捜部元検事といえます。
今まで多くの人々を観察してきたのでしょう。
その目は簡単にごまかせませんね。
森裕子議員が聞いた最初の質問に対してはぐらかしたそうです。
私も見ていましたが、はぐらかした事でさえ気づかないほどでしたが...
はぐらかし方は一般論を述べることだといいます。
この一般論を述べる事自体が嘘反応の典型なんだそうです。
これだけで証言に対して疑いの目を向けられる事自体スゴイと思います。
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さいごに
この「嘘」を見破ることができる「嘘反応」を見る事ができる人は相当人間観察に慣れている人だと思います。
あの証人喚問を見ていて佐川元理財局長に対して嘘をついているかもしれないと思った方は「嘘反応」を見る才能があるかもしれませんよ。
証人喚問で嘘を言ってはいけませんが世の中には気づかない方が良い嘘もたくさんあることも事実ですので何でもかんでも嘘を見破らない方が幸せかもしれませんね。