今話題となっているフードシェアリングサービスのTABETEですが、この廃棄大国日本においては本当に志しが高い素晴らしいサービスだといえます。毎日膨大な量の食べ物がまだ食べられる状態で廃棄される日本。このサービスを利用すれば誰もがもお得に美味しく廃棄物を減らす助けができます。
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ガイアの夜明けでも紹介された今話題のフードシェアリングサービスのTABETEとは?
日本で食べられるのに捨てられる食べ物は年621万トンに及びます。
とてつもない数字でそれがどれくらいの量か全く想像ができません。
いわゆる「食品ロス」を減らすために組織されたのがTABETEなのです。
どうやって食品ロスにつながるの?
飲食店では客足が定まらないため毎日食材をやや多めに発注します。
全部売れてしまえば何も問題はないのですがそうはいかないのが現実です。
そこで余ってしまうと廃棄処分にするしかないのですが、その余った食材や料理を売るために店と客をマッチングさせるのがこのTABETEのサービスです。
店が余った食材や料理と値段をホームページ上にアップしてそれを見た客がインターネット上で決済してお店まで取りに行くというシステムです。
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TABETEの利点と欠点とは?
利点としてはもちろん本来廃棄するはずの食材を無駄なく売ることができますから食品ロスを減らすことができます。余った料理のシェアリングをしようというわけです。
それとともに店で飲食するよりも安く手に入る場合がほとんどですし、そのお店で食べる前に料理の感じをある程度つかむことができます。
でも利点ばかりではありません。
欠点として考えられるのは安く買うことができるということは本来の正規品が売れなくなる可能性があるということです。
そうなるとお店がやっていけなくなるので本末転倒といえるでしょう。
しかも35パーセントという高い手数料がとられますから、その分商品の値段が高くなってしまいます。
店側が社会貢献意識があれば価格を抑えてくると思いますが、営利目的であればその手数料分が上乗せされるだけでしょうから、何でも安くなっていると思わず普段どれ程の値段で売られているのかを確認してから購入したほうがよいと考えます。
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まとめ
TABETEの趣旨は本当に素晴らしいものといえます。
世界的に問題になっているフードロスを減らそうとする姿勢には感心します。
ただあの手数料で加盟店がどこまで増えるかが見物です。
それでも加盟店や利用者が増え続けるならばお店にとっても客にとっても本当に魅力的なサービスと認めらた証となるのでしょう。