今こんな事がささやかれている。
「今度の平昌五輪に出られる日本女子モーグル選手が決まっていない。」
そんなことってあるのでしょうか?
日本女子モーグルといえば里谷多英が長野五輪で日本女子モーグル初の金メダルを獲得した時の感動は今でも鮮明に記憶に残っています。
それから上村愛子などマイナーなスポーツ分野でありながら毎回五輪で魅せてくれる女子モーグル選手達。
公益財団法人日本オリンピック委員会より引用
そんな日本女子モーグル界で何が起こっているのだろうか。
モーグルとは?
皆さんご存知かとは思いますが簡単にモーグルについて説明します。
一番簡単な言い方をするとモーグルとは
デコボコな急斜面を滑走して点数を競うスキー種目です。
ターン技術
エア演技(空中で規定の技をいくつか組み合わせた演技)
スピードに対するターン点
エア点
タイム点
の合計点で競います。
あんな崖をコブを避けながら、スピードを出しジャンプ台で回転したりする姿をテレビなどで見たことがありますよね。
いつ見てもその競技の凄さに驚くばかりですね。
日本女子モーグルの選手たちといえばいつも大会で入賞しているイメージがあり、得意分野だと思っていたのですが....
5大会連続入賞をしている日本女子モーグルの選手が出られないとはどういう事なのか?
理由は明確です。
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全日本スキー連盟の五輪派遣審査基準を満たしている選手がいまだ0だということ
五輪の審査基準
W杯、世界選手権で
- 8位以内1回
- 10位以内2回
- 12位以内3回
このうちいずれかを満たすものとされています。
それを満たしている選手がいないのです。
今まで女子モーグル界を引っ張ってきた里谷選手や上村愛子選手はもういません。
期待できる選手は
伊藤みき選手ですがソチ五輪のあたりで右膝を負傷(重症)して、本調子ではないようです。
星野純子選手も昨年の一月の左膝のケガの影響でしばらく休んでいたようですが今年ようやく復帰しました。
若い世代の選手にも期待したいところですが、まだ結果を出せる選手はいないようです。
次の五輪までは7大会を残すのみ
どうにかそれらの大会で結果を出して五輪への切符をつかみ取って欲しいものですね。
やはり女子モーグルで日本代表選手が見られないということは大変寂しいことですから。