百花の王・百花の神ボタンの植え方とは?

大輪の花を咲かせることで人気の花ボタンですが中国から日本に渡来したのは奈良時代とされています。平安時代になってからは宮廷や寺院で栽培され人々に愛され続け、今では約250種類にもなります。きれいですよね、咲き誇る姿は圧巻です。

咲き方も様々で一重・八重・中心部に大小の花が集まった獅子咲きなどがあり色も豊富にありますので栽培していても飽きることはありませんよね。ボタンを栽培している方も多くいらっしゃると思いますが、植え替え方って難しいと思いませんか?

ボタンは百花の王・百花の神と言われているだけあって機嫌を損ねると花が咲いてくれません。

今回はボタンの植え替え方をご紹介します!

ボタンは植え替えが嫌い!?植え替え回数は最小限にしましょう!

最初にお伝えしたいのは植え替えを頻繁に繰り返したりすると花が咲かなくなることです。

ですから植え替えは良い場所を選び、さらに植え替えなくてもよい様にするのが最も大切です。

場所選びにも注意が必要で水はけが悪いところは絶対に避けなければなりません。

ボタンは水はけが悪いところは苦手なので、そういう場所や水のやりすぎには十分に注意が必要です。

百花の王だけあって丁重な扱い方が必要ということですね。

植え付けに適した時期と方法とは?

植え付けは10月から11月が最適です。

鉢選びも迷うところですが鉢の大きさは9から10号が適しています。

ボタンは水を嫌いますので排水を良くするために鉢底石を3から4cmほど敷いておくと良いでしょう。

その上に培養土を入れて、後は接ぎ木部分が地中にくるように植えるということです。

次の年もボタンがきれいに咲くようにするには花摘みが大切!

ボタンの花の見頃が過ぎたら花を摘むことで次の年の花芽が成長しやすくなり、キレイな花を咲かせやすくなります。

3月頃にはつぼみが3個以上ついている枝は2個残して剪定し、枯れ枝や細い枝は切り落としましょう。さらに細い枝の芽は取ってしまうことで太めの枝に栄養が集中するのでやっておくべきです。少し手入れするだけで次もキレイな花を咲かせてくれるのであればやっておいた方が良さそうですね。

肥料は多めにすることがコツです!

肥料は他の花と比べて多めにすることが大事です。肥料の時期は花が終わった時と9月で株元から少し離れた場所に化成肥料を一握りと骨粉二握りを与えます。冬前には株元に腐葉土と堆肥、骨粉を与えましょう。

最後に

アブラムシ等が発生する時があるので、その時はそれに応じた殺虫剤や殺菌剤で守ってあげてくださいね。 丁寧に世話をすることで見事な花を咲かせてくれることでしょう。

家庭でできるシリーズ

ご家庭でも簡単に作る・育てることができる植物や野菜をご紹介しています。ぜひご覧ください。

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