2021年3月24日配信
スエズ運河(世界で最も交通量が多く地中海と紅海を結んでおり海面と水平な人工運河。)で台湾を本拠とする同船の運航会社所属の一隻の大きなコンテナ船「エバーギブン(長さ400メートル、幅59メートル)」が中国からロッテルダムに向けて貨物を運んでいたが現地時間23日早朝、スエズ港のすぐ北側で運河をふさいだ格好で座礁し他の船が通行できない状態になっている。
紅海と地中海を往来する船舶少なくとも100隻に影響か
タグボートによる復旧作業に2日以上かかるとの見方で紅海と地中海を往来する船舶少なくとも100隻が立ち往生するなどの影響が出ている。原油の輸送を行うタンカーが多く通行する運河であることから影響は大きなものとなるだろう。
座礁の原因は?
突風が原因で座礁に至った可能性があることが分かっている。
石油関連の価格に影響するかも
スエズ運河は原油や石油製品や液化天然ガスを運ぶ船舶が多く往来することから石油関連の輸送ができない状態になると価格に影響が出るため早急に復旧されることを祈るばかりである。