寒くなってくるとテレビ等で「血圧サージ」というフレーズを目にします。
私も血圧が最近気になりまして常に計るようにしています。
血圧は朝と昼と夜で違うのです。
特に朝だけ高い人は要注意だそうで日々気にしています。
朝から倒れて周りを混乱に陥らせることだけは避けたいですから。
喫煙、飲酒、肥満不健康要素オールマイティーな私が倒れたら、「ほら、やっぱりね。」とか言われそうですからね。
寒い時期は要注意!血圧サージとは何か?その予防法を教えます
血圧サージの「サージ」とは「高い波」のことを意味するそうです。
一日の中で特に朝だけグンと血圧が高くなることをモーニングサージと言います。
このグンと上がるということが要注意で血管に相当の負担を与えます。
脳卒中や心筋梗塞のリスクが跳ね上がります。特に心筋梗塞はただの通常の高血圧の人に比べて
なんと2.47倍になるそうです。
聞いただけでも怖くなってくる数字ですね。
毎日朝、高血圧が続いている方は特に注意が必要だそうです。
以前モーニングショーで分かりやすい表現がされていたのでご紹介します。
車に例えると
普通の人は停車時からゆっくり発進
血圧サージの人は停車時の空ぶかしから急発進
どちらが車にとって負担が大きいかがわかります。
若い世代は新車→急発進→特に問題はない
40歳代以上は旧車→急発進→故障しやすい
わかりやすい表現で解説していました。
ですから40歳以上の方は布団の中で起床後しばらくゴロゴロするような暖気運転が必要ですね。
血圧サージは交感神経が鍵です!
活動時に緊張している時や、ストレスを感じているときに交感神経が活発化します。
交感神経の働きが促進することによって血圧が高まります。
コレに加えて睡眠不足、寒暖差、喫煙、ストレスがリスクとなります。
こういった急性リスクが血管のダメージに繋がってくるのです。
さらに血圧サージの人は認知症になる可能性が2倍近くになるデータが出ていますので防ぎたいものですね。
予防法として
その様なリスクを取り除くことが重要です。
予防のための行ったほうが良いこと
- 睡眠を十分にとる
- 部屋を暖かくして寒暖差をなくす
- ポジティブシンキングでストレスを解消する
血圧サージにならないためにしてはいけないこと
- 起きられないからといって大音量の目覚まし時計をかけることは避ける
- 朝起きたとたんに仕事について悩みを考えることは避ける
- 目を覚ますための熱いシャワーを浴びることは避ける
- タバコをやめる
これを守ることによって血圧サージにかかるリスクは減少します。
よく考えてみるとただ健康的な生活を送ればよいということですね。
まとめ
この寒い季節は血圧サージによる血管障害に加え、様々な病気の発症リスクが高まる季節でもあります。
健康診断などで普段は異常が無くても今一度自分の体を見直してみるとよいかもしれませんね。
血圧サージに関しては健康診断などではなかなか発見されにくいそうです。
なぜなら朝だけ血圧が高いために健康診断を行う昼間は血圧が正常に戻っているからです。
血圧をこまめに測定してみて朝だけ高い状態が続いたら、一度医師にご相談ください。