住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社が一都三県の7500件のデータを調査し発表した「本当に住みやすい街大賞」
選ばれたのは
南阿佐ヶ谷
townphoto.netより引用
「本当に住みたい街」ではなく「住みやすい街」というところがこれから住居を探す人にとっては非常に参考になるランキングである。
特徴としては「住みたい」という希望ではなく、住んでみて暮らしやすいと感じる街を選定している点だ。
評価するのは
- 住環境
- 交通利便
- 教育環境
- コストパフォーマンス
- 発展性
の五つの項目で総合評価が最も高いものが大賞に選ばれるのである。
評価については専門家の審査とアルヒ株式会社のデータをもとに行われた。
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南阿佐ヶ谷の選ばれた理由について迫る
住みやすいということはその街に相当の魅力を住民が感じているのであろう。
今回は大賞を選んだアルヒ株式会社の選定基準5項目に沿って解説する。
住環境
これは生活する上では最も大切なことではないだろうか。特に治安の面は小さな子どもや女性は気になるところだ。
そういえば南阿佐ヶ谷で事件が発生したということはあまり聞いたことがない。
なぜなら杉並区の公共機関が集中しているためだ。
杉並警察署、杉並消防署、杉並区役所といったものが駅周辺に集まっているのである。
普段の買い物という面でも阿佐ヶ谷パールセンターやスーパー、古くからの商店があり、比較的商品も安く手に入るので困ることはほぼないと思われる。
緑が多いことも大きな特徴といえる事である。善福寺緑地があり、利便性もさる事ながら自然と共存していることが素晴らしいと言えよう。
交通利便
交通利便が良いというのはメリットがすごく大きい。都心へ行く際にも何本も乗り継ぎがあるようではたまったものではない。
南阿佐ヶ谷が交通利便が良いというのは東京メトロとJR中央線の駅が徒歩圏内にあるということだ。
2路線が利用できれば都内へのアクセスは問題はないだろう。
東京駅、新宿、銀座などの主要な駅にも短時間で行くことができる。
鉄道が行き届かない場所はバスが上手くカバーしている。南北のラインはこのバス移動がおすすめである。
自動車での移動についても首都高にすぐに行くことができるのでご安心を。
教育環境
もともと杉並区は待機児童の少なさで全国的に有名である。区が待機児童ゼロへの取り組みに力をいれているので近い未来、待機児童ゼロになることも夢物語ではないだろう。
これは小さな子どもを抱えている家庭では非常に大切なことだ。
働きたいのに子どもを預ける場所が無いということでは住みづらい環境になってしまう。
行政がこの待機児童問題に取り組んでいることは本当に「住みやすい街」作りを目指しているという強い意気込みを感じることができる。
また電車の利便性が良いということは近隣の学習塾へ行くことも容易であるといえるだろう。
コストパフォーマンス
これについては「普通」といったところであろうか。
住みやすい=人気が出る=住宅価格の上昇というのは仕方がないことである。
しかし大賞に選ばれてしまった以上、全国的に知名度の上昇をもたらし更なる価格の高騰があるかもしれないので住みたいと思う方は早めの転居をおすすめする。
発展性
2017年に「ビーンズ阿佐ヶ谷」がオープンし、従来より存在している高架下に新規店舗が続々と開店したため、活気づいている。
自然を残しつつ新しい店舗が増えていく。
これからも賑やかになっていくのは当然の事である。
住みやすい=人が増える=需要が高まる=店舗が増えるまたは住居が増えるというのは容易に推測できる。
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まとめ
「住めば都」という言葉があるがせっかく住むならすべての利便性が良いに越したことはない。
景観が良いとかオシャレとかいう街は「住みたい街」ではあると思うが住みやすいかは分からない。
「住みやすい街」というのは生活する、子育てをする街としては最適なのではないだろうか。
ご紹介していく中で南阿佐ヶ谷がどれ程魅力に溢れている街かご理解頂けたかと思う。
都内で住居を探されている方はぜひ南阿佐ヶ谷という街を選択肢に入れてみるべきだろう。
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