いよいよ4年に1回のW杯が開幕しました。
今回は中東のカタール開催ですね。
ワールドカップは日本代表チームの活躍や各国選手によるスーパープレーが続出することからサッカーファンのみならず多くの人を魅了しているサッカーの祭典です。
日本各地のパブリックビューイングやバーや居酒屋、ご自宅またはもはや定番の渋谷スクランブル交差点などで多くの人が歓喜の声を上げています。
今回も見応えのある試合が繰り広げられていますね。
見ているとほとんどの試合で「ある事」を感じたことがあるはず。
それは「アディショナルタイム長っ」ということ。
今までは3〜4分のイメージでしたが10分ほどだったりとかなり長くなっています。
「10分超え」のアディショナルタイムが当たり前のように表示される今回のカタールW杯。
なぜここまでは長くなったのでしょうか?
失った時間を正確に考慮するとアディショナルタイムの長さは妥当
11月の21日に行われたイングランドVSイラン戦では前半だけで14分のアディショナルタイムが表示されました。
前半が始まった直後にイランのGKが倒れて試合が一時中断しました。
試合は再開されましたが、脳しんとうの疑いで再び試合が止まったことから相当な時間ロスが発生しました。
ゴールパフォーマンスでも大きな時間ロスに
W杯ではゴールが決まるといつも以上にチーム全員が喜び、派手なゴールパフォーマンスが行われているため大きな時間ロスになります。
もちろんゴールパフォーマンスが行われている間も時間は進み続けています。
ですから大量得点がある試合ほど時間ロスが多くなります。
セミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジーの導入
これまでもVARによる映像確認で時間をロスしていましたが、カタール大会からセミ・オートメーテッド・オフサイド・テクノロジーという技術が導入されました。
これはAIがオフサイドの反則を半自動的に判定するものなのですがAIで判定されてもそれを最終的に判断するのは人間の目ですから、いくらAIが数秒で判定しても確認作業で時間がロスされてしまうわけです。
さいごに
様々な要因からアディショナルタイムが近年長くなる傾向にあります。
ですがこれはプレーする時間を正確した結果なのです。
様々な時間ロスを考慮するとアディショナルタイムがこれほど長くなるということは今まではプレー時間がやや短かったのかもしれませんね。
そういう曖昧さもサッカーの醍醐味であったような気がしますが...