住宅の裏山が崩落して3世帯6人が安否不明になっています。
特に、雨が降っていたわけでもなく、幅100メートル高さ60メートルくらいの崩落の、規模だそうです。
雨が降らなくても土砂崩れが起こることもあるんです。
その土砂崩れの予兆はあるのか?普段から気にしていれば避難できるかもしれませんよ。
自宅近くに山がある方必見!土砂崩れから身を守る方法とは?
普段土砂崩れが起こる可能性が高い時とは台風などで雨量が増えて土壌に多くの水が含まれている時です。
テレビなとでもさかんに警報を見ることでしょう。
そうなった場合は避難したりと身を守る行動をとることができます。
しかしながら今回の大分県中津市の土砂崩れのように雨が降っていない場合は警戒している人はいないでしょう。
「えっ?何?地震かも?」
と思ったことでしょう。
雨が多く降っていたときであれば
「土砂崩れかも?」
と思えるかもしれませんが、あくまでも降っていませんから。
まさかの事態が発生したわけです。
誰も思わないですよね、地鳴りがした場合まさか自宅の裏山が崩れてきているなんて。
ましてや今回の大分県中津市の土砂崩れは夜中に起きたものですから、逃げるということは大変難しいですね。
私の場合は多少の揺れ程度では全然起きませんから、気づいた時はもう土の中でしょう。
地震とか本当に夜中だけは勘弁してほしいですね。
知っておいて損はない!土砂崩れが起こる時は予兆がある?
災害が起こる前にわかっていれば何か対策ができることもあります。
何が危険なのか頭に中に少しでもいれておけばその時の直感によって避難できるかもしれません。
今回の大分県中津市の土砂崩れのようにいきなりの事はなかなか避けようがないですが、もしかすると何か予兆があったかもしれません。
では順にご紹介いたしましょう。
やはり一番の危険な状態になってしまうのは大雨といえるでしょう
1時間あたり20㎜以上、降り始めから100㎜以上は要注意です。
水が含まれていた場合は土が崩れやすくなることは容易に想像がつくでしょう。
以前公園の砂場で子どもが遊んでいて山を作って上から水をかけて
「うえ~い、崩れろ崩れろ~」
と山を崩していたのを思いだしました。
確かに水をかけるといとも簡単に壊れてしまうものなのですね。
雨が止んでしばらく経ってから発生することもあり、しばらくは注意が必要です。
雨の場合は短時間で集中して降るほど危険性が増すといいますから、これからの季節は台風やそれに刺激された前線の影響で集中豪雨となれば更なる注意が必要となります。
その土地の傾斜や木の植え方、地質によって被害の規模が異なるようですからそういった災害がこる前に行政側で対策してくれるとありがたいのですが。
木の根が折れるような音がする・地鳴りがする
これは普段あまり無いような音なので、何かおかしいと思うかもしれません。
地面が動く事によって木の根が折れてミキミキッとかミシミシとかいう音がするのでしょう。
地鳴りについても地震のようにゴゴゴゴゴゴッみたいに派手な感じではないでしょうが、地面が何か蠢いているような感じでしょう。
音的な予兆の場合は
「何か変な音がする気がするなぁ、でも気のせいだよね。まあいいや寝よ。」
なんて事になりそうです。
ですから気のせいだと思っても誰かに一度聞いてみてください。
「ねえ、何か変な音しない?私だけ?なんだかミキミキッって何か折れるような音。」
もしその音が他人にも聞こえていた場合は注意した方が良いかもしれませんよ。
わずかな変化に気付く事によって1秒でも早く逃げられる可能性があります。
湧き水が急にあふれ出したり逆に止まってしまう、濁りが発生する
あまり普段は意識してみる事はない湧き水かもしれませんが、もし自宅の近くですぐに観察できる場所にあるのであればぜひ毎日少しでも目を向けてみてはいかがでしょうか?
「ああ、いつもの湧き水だよね。あんな物見てどうするの?」
そう言わずに、毎日見る事でわずかな変化に気付くことができるのです。
いつも飲むことができるくらい澄んでいるのに今日は様子がおかしいと思ったらしばらくは注意が必要かもしれませんね。
石や岩がボロボロと落ちてくる又は地割れ等
これは地盤が相当弱った状態といえるでしょう。
下の地盤が動けば当然表面にある土や岩が落ちてくるでしょう。
でもこれ怖いですよね。
もし歩いていて目の前の斜面から土や岩がボロボロと落ちてきたらかなり緊迫した状態になりそうです。
目で見てわかるものについては気が付くと思いますし、参考になりやすいですよね。
アニメなどで岩場を歩いていて目の前の斜面から石がボロボロと落ちてきてその後「ガシャーン」なんてことは定番ですね。
さいごに
この度大分県中津市の土砂崩れにおいて被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
いつ身に降りかかるかもしれない災害ですが、予備知識があれば避難することができたり、備えることができるのです。
今回ご紹介した予兆を頭の片隅にでも置いてください。
いつか役に立つ時が来るかもしれませんよ。