3月3日、サッカーJ1ヴィッセル神戸がホーム開幕戦を迎える。
ホームであるノエビアスタジアム神戸で清水エスパルスと激突する。
今話題となっているのはそのノエビアスタジアム神戸の芝
https://www.pinterest.jp/pin/242068548694898939/より引用
この芝....
ただものではない。
観客席からの見た目はいつも通りのキレイな芝なのだが実はすごいヒミツが隠されていた。
その芝について紹介しよう。
全国初!天然芝と人工芝の融合、ハイブリッド芝に迫る!!
サッカースタジアムに試合観戦に行った方なら分かると思うがまず目に飛び込んでくるのは眩しいくらいに手入れされた天然芝のピッチ。
見た目は大変キレイで寝ころびたくなるようなフワフワ感が遠くからでも伝わってくる。
以前ジュビロ磐田のヤマハスタジアムのピッチに足を踏み入れたことがあるのだが、もうそれは感動すら覚えるくらいの感触であり素晴らしい芝でプレーできる選手をうらやましく思ったものだ。
ただその芝のクオリティを保つには莫大な費用を必要とする。
あの素晴らしい芝を保つには年間数千万の費用を要しているとされる。
天然芝はもちろん使うと痛むので養生するための使用の制限などもある。
だったら人工芝にすればいいじゃんなんて事ではない。
人工芝も決して悪いわけではないが、様々な競技にはやはり天然芝に劣る部分が多くあるためだ。
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天然芝と人工芝はサッカーでどのような違いがあるのか?
天然芝は手入れが難しい(今回改修されたノエビアスタジアム神戸などの屋根付きのスタジアムでは日照不足に陥りやすい)というデメリットはあるが衝撃の吸収性に優れているので足腰にかかる負担は人工芝に比べて圧倒的に少ない事や選手にとってもプレーしていて感触が良いため気持ち良くプレーができるのだ。
それに対して人工芝は劣化による張り替えは必要になってくるが、普段の手入れは人工芝に比べて容易である。
しかしながら衝撃の吸収性の関しては非常に悪いため身体へかかる疲労がたまりやすい。
また急に止まったり、方向を変える際の足腰への負担のかかり方は天然芝の比にならないくらい大きい。
簡単にいうと天然芝に比べるとケガをするリスクが増えるということである。
人工芝と天然芝双方のメリットを融合させたハイブリッド芝
ハイブリット芝の一番のメリットは耐久性に優れているということだ。
芝自体痛みにくくなることに加え、地面が削れてしまうことも防ぐことができる優れもの。
天然芝は痛むため使用回数のも制限があるが、ハイブリッド芝にすることによって耐久性が上がりピッチの稼働率が上がるため運営側としては大変ありがたい存在だ。
見た目や感触については本物の芝と遜色はない。
何せほぼ表面上はほぼ天然芝であり、人工芝の割合が5%以下である。
天然芝と人工芝のお互いの欠点を補うまさに天然芝を超えた存在、それこそがハイブリッド芝である。
まとめ
これからラグビーW杯も開催されることもあり全国のスタジアムでは稼働率が上がる事は必至である。
今かなりの注目を浴びているこのハイブリッド芝。
今後の導入が増えてくることは間違いないだろう。