日本で鮭といえば?

日本で天然物の鮭といえば一般的に太平洋サケ6種類(シロザケ・キングサーモン・ギンザケ・ベニザケ・カラフトマス・サクラマス)の中でシロザケを指します。

売られているのを見てみると「時鮭」とか「秋鮭」など様々な名称で売られていますが、シロザケの個体の年齢や特徴、漁獲時期によって呼び名が変わっているだけなのです。

シロザケは日本近海やロシア、カナダなどでも漁獲されています。春に海へ下った稚魚は3~5年の海洋生活を経て秋に川を遡上します。

カラフトマスはどういう太平洋ザケなの?

今回のきっかけになった缶詰に書いてあったカラフトマスはほとんどが北海道の河川に遡上します。

より早く二年で母川に戻ってきます。といっても他のサケよりも元の川に戻ってくる可能性が低いため他の川を遡上するカラフトマスとの混合が繰り返されています。

なんとこのカラフトマスですが地域によってはサクラマスと呼ばれているそうです。

もちろん別物であり、紛らわしいですね。

さいごに

結果、太平洋サケと呼ばれるものの中にカラフトマスがあるのでサケということになりました。

カラフトマスがサケで安心しました。サケ缶を買ったはずなのに別物が入っていたら味は一緒でも気分が何だかよくありませんから。

しかしサケとかマスとかというのは難しいものなのですね。こんなに研究が進んだ現代でも区別がはっきりと解明されていないというのは驚きです。

ただ鮭はどのように調理しても美味しいですよね。

鮭とイクラの親子丼なんて最高じゃないですか。

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