【悲報】上野動物園のハシビロコウ「シュシュ・ルタンガ」が死亡

上野動物園のハシビロコウが残念ながら死亡しました。
ハシビロコウとはペリカン目の鳥類です。

死亡したのは昨日2018年3月1日で死因は動脈硬化と感染症の影響による心不全だそうです。

少し前から右足からの出血があり、そこから感染症が発生したのでしょう。
残ったのはオス一匹とメス三匹です。

ハシビロコウって普段はあまり聞かない鳥の名前ですね。
ハシビロコウについて少しご紹介しようと思います。

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シビロコウとはどんな鳥?

ハシビロコウはアフリカ大陸に生息する大型の鳥類で夜行性であり基本的には単独で行動します。

単独で行動するということは動物園などの閉鎖されている空間で飼育されている場合、お互いを突き合ったりして喧嘩が起こります。

 


http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ueno&link_num=24741より引用

 

確かに単独行動が好きな動物を狭い空間で多数飼うというのは少々無理があるのかなと思いますが。
しかも人間に飼われている時間が長い程より攻撃性が高まるとのことです。

飼われることに向いていない鳥なのでしょうね。
確かに広々とした大自然の中で過ごしていたのですから狭い空間だとストレスがたまるのでしょう。

今回死亡した「シュシュ・ルタンガ」は特に気性が荒く攻撃性が強い方だったといいます。

飼育員泣かせの鳥だったのかもしれませんね。

エサとなるのは主に魚ですが水辺にいる生物なら食べられる範囲で何でも食べてしまうそうです。

1~2個の卵を産み雄雌で交代で面倒を見て約1か月ほどで孵化するといいます。
しかし人間に飼われている環境での繁殖は非常に困難であり、全世界でも数例しかないといいます。

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個体数が激減しており絶滅の危機

これは多くの動物について言えるのですが人間の自然環境の破壊により現在の生息数は10,000匹以下だといいます。

どうにか人間がもう少し自然に対する配慮が必要だと思いますが。

人間の環境破壊のせいで絶滅した生物はたくさんいますから。

日本でハシビロコウを見ることができる所

ここで日本においてハシビロコウを見ることができる場所をご紹介します!

 

  • 上野動物園

 

  • 伊豆シャボテン公園

 

  • 掛川花鳥園

 

  • 千葉市動物公園

 

  • 高知県立いのち動物公園

 

  • 神戸動物公園

 

  • ピエリ守山

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とめ

今回のハシビロコウの死亡は大変残念でしたね。

ハシビロコウがジッと動かないところはまるで彫刻だと思わせるほどです。

上野動物園にはあと4匹いますから興味がある方は是非見に行ってくださいね。

 

 

 

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